2021年6月定例会 古堅茂治 議事録

古堅 茂治

2021/09/28

◆古堅茂治 議員 
 ハイサイ グスーヨー チュー ウガナビラ(皆さん、こんにちは)。オール沖縄・日本共産党の古堅茂治です。一問一答方式で一般質問を行います。
 最初に、コロナ禍について。
 困難な状況下で、新型コロナ対応に奮闘されておられる全ての皆さん、市職員の皆さんに深い敬意と感謝を表明します。
 モニターを御覧ください。
       (モニター使用)
 緊急事態措置に係る沖縄県対処方針です。そこで、重点検査の拡充、新型コロナワクチン接種の促進の課題などについて伺います。


○桑江豊 副議長 
 長嶺達也健康部長。


◎長嶺達也 健康部長 
 お答えします。
 議員から御紹介のありました沖縄県対処方針では、重点検査の拡充として高齢者施設の従事者に対する検査、歓楽街における集中検査の延長・拡大などの6項目を、また、新型コロナウイルスワクチン接種の促進として新型コロナウイルスワクチン広域接種センターの設置など3項目、医療提供体制の整備として、入院病床の確保などの4項目を掲げ、実施に努めております。
 本市としましても、那覇市危機管理対策本部(新型コロナウイルス感染症対策本部)が中心となり、沖縄県対処方針の実現のため、県と本市の各部局が情報交換や連携を図り、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け取り組んでいるところでございます。
 課題としましては、財源及びワクチンの打ち手や医療従事者をはじめとするマンパワー並びに入院病床の確保、水際対策の徹底の難しさ等が挙げられます。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 コロナ対策最優先で取り組んでおられる城間市政を高く評価いたします。
 感染力の強いインド変異株への感染が12都府県で確認され、拡大ペースが加速し、政府対策分科会の尾身会長は、市中感染が広まっているとの見方を示しています。拡大防止対策の強化が求められています。
 そこで、全国では政府の指導を上回る先進的な対策を実施し、感染を抑えこんでいる自治体があります。飲食・宿泊業の感染対策のチェックが厳格なやまなしグリーン・ゾーン認証制度の山梨モデル。早期発見、早期隔離、徹底した行動履歴調査による観察網を構築した和歌山モデル。民間病院と連携し、区内で完結した受入れ態勢で、入院待ちゼロを実現した墨田区モデルなどがあります。
 これらの先進事例を学び、本市の対策にも生かすべきです。見解を伺います。


○桑江豊 副議長 
 長嶺達也健康部長。


◎長嶺達也 健康部長 
 御紹介をいただきました事例のうち、例えば和歌山県では、6月11日時点での直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数が1.64人と低い数値を保つなど、その地域の実情に沿った取組を行っており、いずれも新型コロナウイルス感染症の拡大防止に成功している好事例だと認識をしております。
 本市としましても、このような先進事例に学び、本市の特性に合った取組を調査研究してまいります。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 頑張ってください。
 感染力の強いインド変異株については、インドからの直接流入だけでなく、イギリスやアメリカから経由したケースもあると解析をまとめた専門家もいます。
 命を守るためにもオリンピックは中止すべきです。また、自由に入国できる米軍基地からの感染拡大も危惧されます。米軍への国内法適用、水際対策の徹底した強化も求められています。
 次の質問です。
 私が9月定例会で質問した運転代行業者への支援について、今回、市長が実施を表明したことを高く評価します。実施時期を伺います。


○桑江豊 副議長 
 比嘉世顕市民文化部長。


◎比嘉世顕 市民文化部長 
 お答えいたします。
 運転代行業への支援につきましては、飲酒運転を根絶し、安全安心な地域社会を実現する観点から何らかの支援を行いたいと考えており、現在、具体的な支援策について関係部署で調整を行っているところでございます。
 スケジュールにつきましては、支援の方法などについて急ぎ調整・決定し、できるだけ早く支援を開始したいと考えております。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 早く実施されてください。
 今、コロナ感染を封じ込めるためには、安全、迅速なワクチン接種と大規模検査、中小企業と雇用を支える十分な補償、感染症対策と生活支援対策を同時並行で進めることが求められています。これらの抜本対策を国、県、市町村、住民が連携して推進し、コロナ危機を一丸となって乗り越えるために、市議会も超党派で力を合わせて政治の責任をしっかり果たしていこうではありませんか。
 次は、質問順序を変えて、尖閣諸島への中国の領海侵犯問題について質問します。
 中国公船が尖閣諸島接続水域への入域、領海侵入を繰り返しています。本当に許せません。その状況を伺います。


○桑江豊 副議長 
 仲本達彦総務部長。


◎仲本達彦 総務部長 
 海上保安庁のホームページによりますと、2021年1月から6月10日現在までで、接続水域に入域した中国公船は延べ562隻、領海侵入については50隻となっています。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 本市議会は2月定例会で、「中華人民共和国の海警法施行に対する適切な対応を政府に求める意見書」、「沖縄戦の戦没者の遺骨等を含む可能性のある土砂を埋め立てに使用しないよう求める意見書」をはじめ、6件の意見書、3件の決議や陳情を、自民党から共産党まで超党派で力を合わせ、全会一致で採択しています。見解を伺います。


○桑江豊 副議長 
 仲本達彦総務部長。


◎仲本達彦 総務部長 
 先の2月定例会において9件の意見書等が全会一致で可決されたことは、それぞれの主義・主張を超え、市民、住民の人権や生命、財産を守る点で思いを一つにされたものであり、心より敬意を表するものでございます。
 また、意見集約に向け迅速に行動し、意見書や決議として表明されたことは、いち早く内外にその姿勢を示したという点で大変意義があるものと考えております。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 全くそのとおりです。
 中国の海警法の施行問題への市長の見解を伺います。


○桑江豊 副議長 
 城間幹子市長。


◎城間幹子 市長 
 お答えをいたします。
 尖閣諸島をめぐる問題については、平和的な外交・対話を通じて一日も早い解決が図られるように、日本、中国、両政府に全力を尽くしていただきたいと願っております。
 また、本件が平和的に解決されて、早急に住民や漁業関係者の不安が解消されることを切に願っております。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 城間市長の答弁、高く評価いたします。
 国際法違反の中国を正すためには、国連憲章と国際法の遵守を迫る国際世論を高めて、外交的に包囲していくことが重要となっています。中国の覇権主義、人権侵害、国際法を無視した無法な行動は社会主義とは無縁です。共産党の名に値しません。日本共産党は、中国やどんな大国にも堂々とものを言い、国際社会と共に無法な行動の是正を強く求めてまいります。
 次に、平和行政について。
 第32軍司令部壕は、沖縄戦の実相の全体像が凝縮した重要な戦争遺跡で、その保存・公開は、沖縄戦の実相と教訓を後世へ正しく継承していくためにも必要不可欠です。
 第32軍司令部壕保存・公開検討委員会での文化財指定に関する議論の概要を伺います。


○桑江豊 副議長 
 比嘉世顕市民文化部長。


◎比嘉世顕 市民文化部長 
 お答えいたします。
 去る3月に沖縄県が主催する第32軍司令部壕保存・公開検討委員会の第2回会合が開かれ、文化財の視点から見た保存・公開について話し合われております。
 県文化財課からは、県内の戦争遺跡の指定状況、文化財指定の要件・手続等について説明があり、併せて司令部壕を文化財指定する際の課題について報告がありました。
 出席した委員からは、文化財指定を進めていくべきであるという意見や、地下壕の保存についての技術的な見地からの意見などがあり、文化財指定の意義や技術的な課題について議論がなされておりました。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 モニターを御覧ください。
       (モニター使用)
 検討委員会の第2回会合資料です。審議委員のほとんどが文化財指定を推進する立場です。
 文化財指定への本市の見解を伺います。


○桑江豊 副議長 
 比嘉世顕市民文化部長。


◎比嘉世顕 市民文化部長 
 文化財指定に向けた課題の整理などは、引き続き沖縄県が主催する第32軍司令部壕保存・公開検討委員会の中で進められていくものと認識しております。
 本市といたしましても、適宜協力してまいります。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 首里城復興基本計画での第32軍司令部壕の活用の位置づけを伺います。


○桑江豊 副議長 
 仲本達彦総務部長。


◎仲本達彦 総務部長 
 第32軍司令部壕は、首里城復興基本計画の「歴史の継承と資産としての活用」という基本施策のうち「平和を希求する沖縄のこころの発信」という施策展開に位置づけられています。
 当該施策の中では、保存・公開の可能性等を検討することのほか、その歴史的価値の継承及び平和発信に取り組むこととされております。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 首里城と一体となった平和学習、平和発信、高く評価いたします。
 モニターを御覧ください。
       (モニター使用)
 旭ヶ丘公園とその周辺には、那覇市関係の戦争犠牲者の名簿が奉納され祀られています。なぐやけの碑をはじめ、対馬丸記念館や沖縄の歴史的人物や文化などの顕彰碑などがあります。
 未来へ平和を願い、文化や先人の歩みを紡ぐためにも、「平和の杜」としての新たな名称で、平和発信の拠点にすべきです。見解を伺います。


○桑江豊 副議長 
 仲本達彦総務部長。


◎仲本達彦 総務部長 
 旭ヶ丘公園には、本市戦没者の追悼と恒久平和を願う恒久平和のモニュメント「なぐやけ」を建立しており、同公園を含む周辺に慰霊碑等があることからも、那覇市平和の杜として新たな名称で本市の平和発信の拠点とすることは、恒久平和を発信するという点で意義があるものと考えております。
 名称変更につきましては、市長からは「その熟度を見極めていきたい」との発言もあったことから、引き続き検討してまいりたいと思います。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 沖縄の心で検討されてください。
 次、首里城の再建について。
 沖縄県民の心のよりどころとなっているのが首里城です。早期再建は145万県民の強い願いです。
 モニターを御覧ください。
       (モニター使用)
 首里城復興基本計画の概要版です。そのポイントを伺います。


○桑江豊 副議長 
 金城康也企画財務部長。


◎金城康也 企画財務部長 
 お答えいたします。
 首里城復興基本計画は、沖縄県において多くの人々が当該計画を共有することで、20年、50年先などの未来を見据え、連携・協働して、首里城に象徴される沖縄の歴史・文化の価値を確実に次世代へ継承し、それぞれの時代にふさわしい新たな文化創出など、沖縄発展の礎として首里城復興に一体的かつ継続的に取り組むことを策定の趣旨としております。
 また、当該基本計画の位置づけとしましては、「令和4年度を始期とする新たな沖縄振興計画の実施計画において、首里城復元はもとより、首里城に象徴される歴史・文化の観点から沖縄振興を目指す施策のマスタープランとなるものである」と首里城復興基本計画に記載されております。
 なお、当該基本計画は、首里城復興が目指す将来像の下、新・首里杜構想による歴史まちづくりの推進など8つの基本施策に、計画の着実な推進を合わせた9項目を上位施策として掲げ、各上位施策には施策展開が25項目、これに係る施策の方向性が48項目で構成されております。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 沖縄の伝統文化、ウチーナーンチュの誇りと尊厳を守り、高める基本計画となっています。評価するものです。
 そこで、基本計画での新・首里杜構想による歴史まちづくり推進の施策等について伺います。


○桑江豊 副議長 
 幸地貴都市みらい部長。


◎幸地貴 都市みらい部長 
 新・首里杜構想による歴史まちづくりの推進につきましては、施策の目的として、「首里城を中心とした首里杜地区において、古都首里のたたずまいを形成し、歴史や琉球文化を体現できる都市空間の創出を図る」と示されております。
 施策の展開といたしましては、首里城公園及び周辺地域の段階的整備などがあり、その方向性として、中城御殿跡や円覚寺など歴史文化遺産の整備や御茶屋御殿など地域に点在する文化資源の段階的整備に向けた連携が示されております。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 市議会の意見書の内容に応える方針となっています。評価いたします。
 次に、首里城正殿の大龍柱の向きの検討状況を伺います。


○桑江豊 副議長 
 比嘉世顕市民文化部長。


◎比嘉世顕 市民文化部長 
 首里城正殿焼失前の龍柱の向きは、18世紀に正殿を修理した際の記録には、龍柱が向き合っていることを根拠として復元しております。
 令和2年11月15日の新聞には、琉球処分前の明治10年5月に写されたとされる首里城正殿の写真が掲載されており、それには龍柱が正面を向いておりました。
 この新聞報道を受け、国が主催する首里城復元に向けた技術検討委員会の中で、龍柱のことを担任する色彩・彫刻ワーキンググループでは、本市が所蔵する尚家文書を含め新たな史料の掘り起こしや調査、これまでの史料の再検討など、改めて分析を進めていると伺っており、正殿竣工までに何らかの報告があるものと認識しております。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 復興計画の期間、スケジュールを伺います。


○桑江豊 副議長 
 金城康也企画財務部長。


◎金城康也 企画財務部長 
 お答えいたします。
 首里城復興基本計画は、令和2年度から令和13年度末までの12年間の計画となっております。そのうち令和3年度末までの2年間を短期、正殿が復元予定である令和8年度末までの7年間を中期、新たな沖縄振興計画の最終年度である令和13年度末までの12年間を長期としております。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 次、文化行政について。
 県内唯一の都市型公共劇場・那覇市文化芸術劇場なはーとの進捗状況を伺います。


○桑江豊 副議長 
 比嘉世顕市民文化部長。


◎比嘉世顕 市民文化部長 
 那覇文化芸術劇場なはーとの進捗といたしましては、現在、建設工事の完成検査を行っており、検査完了後、引渡しを受け、令和3年10月31日の開館に向け、音響や照明備品などの整備、施設スタッフの習熟訓練を行ってまいります。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 なはーとの開館記念事業の状況を伺います。


○桑江豊 副議長 
 比嘉世顕市民文化部長。


◎比嘉世顕 市民文化部長 
 施設の引渡し後、7月中旬に開館記念プレ事業として、施設外構に地域の皆様と在来植物を植栽するワークショップや、市民向け施設見学会も予定しております。
 10月31日に、市制100周年記念式典と併せて那覇文化芸術劇場なはーと開館記念式典を実施し、琉球古典芸能を劇場のお披露目公演として行う予定でございます。
 開館後、令和4年3月にかけて「こけら落としシリーズ」と題し、祝祭的な舞台公演を開催いたします。伝統芸能をはじめ、クラシック、演劇、音楽、ファミリーミュージカルのほか、ロビーコンサートなどを実施する予定でございます。
 そのほか、県内で活動する文化芸術団体などを対象に舞台芸術公演を募集したところ、29団体の御応募があり、審査の結果5団体がこけら落としシリーズに参加いただく予定となっております。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 6年ぶりの県内最高の劇場での公演、文化・芸能・芸術関係者、市民、県民の期待が高まっています。担当部署の皆さん、頑張ってください。
 次に、人権と人間の尊厳の尊重について。
 2020年2月定例会で、私は人権侵害のブラック校則の見直しを求めました。質問は、琉球新報の「金口木舌」、2021年3月16日の沖縄タイムスの1面トップの特集記事、17日の社説などで引用掲載され、多くの人々の理解を深め、問題点などを共有できたと思います。
 そこで、校則見直し、制服の選択制導入について、改善に向けた取組を伺います。


○桑江豊 副議長 
 武富剛教育委員会学校教育部長。


◎武富剛 教育委員会学校教育部長 
 まず初めに、校則の見直しについてですが、教育委員会としましては、これまで校長連絡協議会、教頭連絡会、生徒指導主事連絡協議会において、校則の確認や社会環境や生徒の実情等を踏まえた見直しを周知してまいりました。
 現在、那覇市立中学校では校則の見直しが行われております。約半数の学校では、校長、教頭、学校職員のほか、生徒会やPTA役員等も関わり、様々な意見を取り入れて校則の見直しが行われております。
 次に、制服の選択制についてですが、教育委員会としましては、校長連絡協議会等で制服選択制について周知しております。
 令和3年5月現在、申請なしで制服を選択することができる中学校は17校中6校、夏休み明けには1校が予定しております。
 また、教員向けのLGBT等の研修を夏休みに予定しております。
 教育委員会としましては、今後とも、校則の見直しや制服の選択制が促進されるよう支援してまいります。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 教育委員会と学校の真摯な取組、高く評価いたします。
 新教育長山城教育長の校則の改善への決意を伺います。


○桑江豊 副議長 
 山城良嗣教育長。


◎山城良嗣 教育長 
 校則の見直しや性の多様化に配慮した制服の選択制導入等については、各学校で子供たちや保護者を交えて協議していくことが大切だと考えております。
 今後とも、子供たちの人権意識の高揚を図り、全ての子供が自分を大切にし、自分らしく生きるとともに、他の人々の生き方も尊重し、偏見、差別のない社会の担い手となれるよう、各種教育活動の充実に向け、教育委員会としても取り組んでまいります。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 素晴らしい答弁です。高く評価いたします。この問題でも、県都那覇市として全県をリードされてください。
 次は、本市の土地区画整理事業での法令遵守違反、法令解釈ミス事件です。
 問題発覚から30年、行政不服審査請求から最高裁判所での那覇市の上告不受理決定まで22年、判決確定から1年以上と、長期間、当事者に苦痛を与えています。人権侵害です。見解を伺います。


○桑江豊 副議長 
 城間悟まちなみ共創部長。


◎城間悟 まちなみ共創部長 
 令和2年度の本会議で謝罪した際に答弁いたしましたとおり、本市といたしまして、本市が行った行政処分が違法という結果を重く受け止め、当事者の方、そして事件に関わる御親族の皆様に大きな御負担をおかけしたことを、改めて心よりおわびを申し上げます。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 憲法でも、国民は法の下で平等であるとうたわれています。法令遵守違反、法令解釈ミス、本市の行政行為が幸せに生きる権利を侵害しています。
 城間市長は、「心よりおわび申し上げます。誠意を持って対応し、早期に解決を図ってまいりたいと考えております。申し訳ありませんでした」と真摯な議会答弁を行っています。
 市長の反省を踏まえた早期解決への取組を伺います。


○桑江豊 副議長 
 城間悟まちなみ共創部長。


◎城間悟 まちなみ共創部長 
 早期解決に向けた取組といたしまして、当事者の方には、令和2年11月27日に面談し、本事件の解決に向けた本市の考え方をお伝えするとともに、令和3年1月5日付文書を送付させていただいております。直近におきましては、令和3年4月28日に面談し意見交換を行ったところであります。
 本市といたしましては、現在、当事者から書面による回答をお待ちしているところであり、今後とも真摯に協議を続けてまいりたいと考えております。また、早期に解決が図れるよう誠意を持って対応いたしたいと考えております。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 解決への一番の近道は、土地区画整理事業の本旨にのっとり、他の地権者と同様に本市が造成工事を行うことです。
 本市議会は、「那覇市行政執行における法令遵守の尊重と法令解釈検証体制の整備についての陳情」を全会一致で採択しています。見解を伺います 


○桑江豊 副議長 
 城間悟まちなみ共創部長。


◎城間悟 まちなみ共創部長 
 議会において陳情が採択されたことにつきましては、大変重く受け止めております。去る5月19日に総務部長、企画財務部長、まちなみ共創部長連名で、各部局長宛てに陳情内容に対する市の対応の考え方、方向性並びに委員会審査の際に頂戴した御意見について、周知を図ったところでございます。
 今後は、法令遵守を徹底し、解釈の誤りを生じないよう事業執行に当たる所存でございます。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 市当局には猛省が求められています。
 そこで、セカンドオピニオンで、ミスを絶対に起こさない新たな対応を模索すべきです。見解を伺います。


○桑江豊 副議長 
 城間悟まちなみ共創部長。


◎城間悟 まちなみ共創部長 
 議員御提案のような方法及び運用の改善など、今後、関係部局と調整を図って進めてまいりたいと考えております。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 早期解決に向けて力を尽くしてください。
 次に、救急救命について。
 自動体外式除細動器・AEDを本市が設置した台数を伺います。


○桑江豊 副議長 
 仲本達彦総務部長。


◎仲本達彦 総務部長 
 本市設置のAEDは、本庁をはじめ各行政施設や学校、市内のコンビニエンスストアなどに備えており、全体で247台となっております。
 また、AEDの設置は、市民等の突然の心停止時に即座に救命の対応をすることにより、安全安心に過ごせる体制を整備することを目的としております。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 市営住宅入居者と本市の高齢者率を伺います。


○桑江豊 副議長 
 城間悟まちなみ共創部長。


◎城間悟 まちなみ共創部長 
 本市の高齢化率は年々上昇しており、特に市営住宅における高齢者の割合は、市全体の平均に比べ高くなっている状況でございます。
 令和元年9月時点における高齢化率は、市全体の平均28.8%に対して市営住宅入居者は49.1%となっております。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 市営住宅でのAEDの必要性を伺います。


○桑江豊 副議長 
 城間悟まちなみ共創部長。


◎城間悟 まちなみ共創部長 
 先ほど答弁差し上げましたとおり、市営住宅では高齢化が特に加速化しておりますので、必要だと考えております。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 AEDがあれば救える命があります。早めの設置を進めてください。
 次、道路行政です。
 市民からの要望も多く、担当部署の道路などの補修整備に関する頑張りには、市民の評価は高いものがあります。
 そこで、道路や橋梁の経年劣化で補修や対応などが増えている中での道路管理行政の課題を伺います。


○桑江豊 副議長 
 幸地貴都市みらい部長。


◎幸地貴 都市みらい部長 
 本市では、令和3年4月1日現在、市道は1,899路線で総延長419.5キロメートル、法定外道路は206キロメートル、橋梁は98橋、その他、モノレールのインフラ施設などを管理しております。
 道路清掃や街路樹の剪定、また、道路補修などの日常的な維持管理業務に加え、近年は、完成後数十年を経過する橋梁などが増加傾向にあることから、効果的・効率的に道路施設を維持していくため、長寿命化修繕計画に基づき、適切に修繕管理を行う必要がございます。
 道路管理行政の課題といたしましては、厳しい財政状況の中、通常の維持管理事業やモノレールのインフラ施設、また増加する橋梁の修繕費用について、国庫補助事業を含めた財源を確保することが主な課題となっております。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 道路管理の重要性、役割からして、予算と人員体制を増やしてください。
 次、下水道行政について。
 本市の公共下水道に接続している浦添市前田地区の公共下水道の使用料の未払い問題への取組を伺います。


○桑江豊 副議長 
 大嶺政信上下水道部長。


◎大嶺政信 上下水道部長 
 本件につきましては、令和2年11月30日提訴後、これまでに4回の口頭弁論を経て、令和3年5月25日に那覇地方裁判所から和解勧告が示されました。
 内容は、浦添市に対し「解決金として未払金の全額1,103万4,429円及びこれに対する年2.7%の割合による遅延損害金の支払い義務があるということを認める」というものであります。
 本市としては、和解勧告を受け、その内容で了承する旨を那覇地方裁判所へ伝えております。


○桑江豊 副議長 
 古堅茂治議員。


◆古堅茂治 議員 
 高く評価いたします。
 最後に、勇退される桑江副議長、大浜議員、喜舎場議員、宮平議員、金城議員、新崎議員の6人の議員の皆さん、市議会と市政発展に尽くされた御功績に心からの敬意を申し上げます。
 引き続きお身体を大事に、選挙運動も一緒に頑張ってください。
 終わります。

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