2024年9月定例会 湧川朝渉 一般質問
◆湧川朝渉 議員
ハイサイ、日本共産党の湧川朝渉です。
それでは1.那覇市安謝複合施設でのPFAS流出事故について、水質汚濁防止法の概要を問います。
○野原嘉孝 議長
儀間規予子環境部長。
◎儀間規予子 環境部長
お答えいたします。
水質汚濁防止法は、工場及び事業場から公共用水域に排出される水の排出及び地下に浸透する水の浸透を規制するとともに、生活排水対策の実施を推進すること等によって、公共用水域及び地下水の水質の汚濁の防止を図り、もって国民の健康を保護するとともに、生活環境を保全することを目的としております。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
国民の健康の保護、環境の保全ですね。
ではお尋ねしますけれども、今回水質汚濁防止法で事故の措置ということで、事故として扱われました。その規制対象、事故の対象となるPFOSとPFOAの合計の値は幾らでしょうか。
○野原嘉孝 議長
儀間規予子環境部長。
◎儀間規予子 環境部長
御質問の指針値といたしまして、環境省においては、公共用水域や地下水における暫定目標値として、PFOSとPFOAの合計値で1リットル当たり50ナノグラムと定められております。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
50ナノグラムです。これが漏れたから事故後の措置というものが求められたわけです。
では、遡ってお聞きしますけれども、2023年11月定例会の私の質問に対して、当時部長は、9月下旬に消火栓設備に使用している消防用水槽にPFOS等が含有していることが判明しましたと答弁しています。今回の汚染源である、那覇市安謝複合施設の地下にある消防用水槽に混入しているPFASの含有値は幾らですか。
○野原嘉孝 議長
浦崎宮人まちなみ共創部長。
◎浦崎宮人 まちなみ共創部長
お答えします。
安謝複合施設の地下にある消防用水槽には、水質検査の結果、PFOSとPFOAを合わせて1リットル当たり21万5,800ナノグラムが混入しております。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
後で明らかにしましょう。21万5,800ナノグラムです。
これお聞きします。PFAS含有値は、先ほど環境部長がおっしゃいました、水道水の暫定目標値、今回の含まれているという地下の何倍に当たるんですか。
○野原嘉孝 議長
浦崎宮人まちなみ共創部長。
◎浦崎宮人 まちなみ共創部長
お答えします。
水道水の暫定目標値の約4,300倍となっております。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
4,300倍の汚染されている水が安謝複合施設の地下の消防用水槽に入っているわけですよ。これ1年以上経過しているのに、なぜ含まれているということを公表しないんですか。
○野原嘉孝 議長
浦崎宮人まちなみ共創部長。
◎浦崎宮人 まちなみ共創部長
お答えします。
水質検査の結果につきましては、本市のホームページ等での公表は行っておりませんが、市営住宅入居者に対しましては、通知文を掲示板に貼り出すなどしてお知らせしております。また、複合施設に併設している各施設の所管部に対しても報告したところでございます。
なお、PFOS等の含有値につきましては公表しておりませんでした。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
報告したというのは、漏れ出たものですよ。それは当然雨水とか、清掃したときの水で薄まるわけです。地元新聞でも報道がありました。3倍ということで、大きく報道されたんですよ。しかし、皆さんが保管しているのは4,300倍ですよ。21万5,800ナノグラム、速やかに公表すべきじゃないんですか。
○野原嘉孝 議長
浦崎宮人まちなみ共創部長。
◎浦崎宮人 まちなみ共創部長
お答えします。
地下にある消防用水槽の水質検査の結果につきましては、関係法令の規定に照らし合わせながら関係部局と調整の上、公表の必要性について検討してまいりたいと考えております。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
検討すべき問題じゃないですよ。庁議に報告されたんですか。
○野原嘉孝 議長
浦崎宮人まちなみ共創部長。
◎浦崎宮人 まちなみ共創部長
お答えします。
庁議での報告は行っておりませんが、二役への報告は行っております。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
先ほど水質汚濁防止法、国民の健康の保護、環境の保全、それを扱うのが環境部です。環境部に報告されていますか。
○野原嘉孝 議長
浦崎宮人まちなみ共創部長。
◎浦崎宮人 まちなみ共創部長
お答えします。
水質検査の結果につきましては、環境部と会議やメール等で情報共有を行っておりますが、文書での報告は行っておりません。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
公文書で行っていないというのは、明らかに問題ですよ。監査でも指摘されているけれども、口頭とか何かの文書に紛れ込むということは駄目なんですよ。部署間であっても、そういったものはしっかりと文書で連絡をするということが公務労働の基本です。これを、あえてサボっているんですよ。皆さんが確認をした21万5,800ナノグラム、基準値の4,300倍に汚染されている。その消化水槽を監査対象としている消防局に、皆さん報告していますか。
○野原嘉孝 議長
浦崎宮人まちなみ共創部長。
◎浦崎宮人 まちなみ共創部長
お答えします。
環境部と同様に、消防局とも会議やメール等で情報共有をしておりますが、文書での報告は行っておりません。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
明らかに文書で報告をされていない。これは行政の怠慢ですよ。意図的にやっていると言えば私自身は犯罪に近いと思いますよ、意図的にやっているんであれば。
では、消防局にお尋ねします。消防法において、今、21万5,800ナノグラム、高濃度に汚染されている消防法に基づく消化水槽に蓄えるべき水の水質について、消防法では上水道と明記されていると思います。そうではありませんか。
○野原嘉孝 議長
上原立也消防局長兼総務部参事監。
◎上原立也 消防局長兼総務部参事監
本市消防局で定める消防用設備等の技術基準及び審査基準により、水源の水質は原則として源水を上水道水とし、消火設備の機器、配管、バルブ等に影響を与えないものであることと規定されております。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
これは文書でやっているんですよ。これを作るのは公の施設だけじゃない、民間だって作るから、消防局は、これを文書でそれを作る側に出しているんですよ。上水道ですよ。
これはなぜか。誤作動があったときに、水による水損事故を防ぐためです。真水であれば、それが限りなく小さい範囲で済む。防災のときには、これは場合によっては飲料水として使えるようにという立場でこういうふうになっているんですよ。
繰り返しますけれども、那覇市の複合施設の地下にある消化水槽には、本来であれば何トン、水道水を蓄えるべきだというふうになっていますか。
○野原嘉孝 議長
上原立也消防局長兼総務部参事監。
◎上原立也 消防局長兼総務部参事監
お答えいたします。
地下の消化水槽には、62トンの消火用水が貯水されております。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
いいですか皆さん、幹部の皆さん、ここにいる皆さん、市民にも知っていただきたいんです。
安謝複合施設の地下にある、本来消防で使う水槽に62トン、本来であれば57ナノグラムであれば危険だと言われているのに、そこに21万5,800ナノグラムのPFASが入っているんです。
では確認します。このPFASに汚染されている消化水槽の水、汚染されている水ですよ、どこに使うんですか。
○野原嘉孝 議長
浦崎宮人まちなみ共創部長。
◎浦崎宮人 まちなみ共創部長
お答えします。
当該施設の地下にある消防用水槽につきましては、市営住宅の屋内消火栓用設備と特別養護老人ホーム、保育所、児童館等のスプリンクラー設備に使用されております。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
現在も使用されているんですよ。誤作動が起こる可能性もある。火事になれば、先ほども言いましたけれども、基準値の4,300倍のPFASが放水されるということです。
私は、2023年11月に質問して、当時部長はスプリンクラー等設備は、停止するための代替消火設備のための費用を、2023年11月補正予算に計上しましたと答弁されています。これが停止するための措置に履行されていますか。見解と取組を問います。
○野原嘉孝 議長
浦崎宮人まちなみ共創部長。
◎浦崎宮人 まちなみ共創部長
お答えします。
安謝福祉複合施設の消防用設備については、昨年の11月定例会において改修設計等に係る委託料、警備強化の委託料、代替消火設備設置費を補正予算として上程しております。
現時点での作業状況としましては、今年3月に設計業務を発注し、現在、改修方法や消防用水の処理方法について検討を行っているところでございます。代替消火設備につきましては、現場への設置を終えております。
改修に当たっては、複合施設の利用に制限が出ることが想定されることから、各施設を所管する関係部と移転やそのスケジュール等について協議を行っているところでございます。また、工事や作業の期間中、消防設備の稼働を一時的に停止する必要があることから、これらに伴う警備強化等についても消防局と調整を進めているところでございます。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
休憩お願いします。
○野原嘉孝 議長
休憩します。
(午前11時37分 休憩)
(午前11時38分 再開)
○野原嘉孝 議長
再開します。
浦崎宮人まちなみ共創部長。
◎浦崎宮人 まちなみ共創部長
先ほどの答弁を簡潔に申しますと、現在改修工事に向けての設計中であります。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
できてないわけですよ。今でさえ、先ほども言いましたけれども、スプリンクラーの誤作動が起こる可能性は否定できません。実際、火事になれば、スプリンクラーが正常に作動したとしても、いいですか、このような事態が起きる。
先ほど水質汚濁防止法では、国民の健康の保護、環境の保全が目的だとおっしゃいました。
消化水槽は建物に設置されてた消化設備、いわゆる屋内消火栓、スプリンクラーの水源となる、いわゆる水道水を本来であれば貯めておくための水槽です。PFAS含有21万5,800ナノグラム、許容値の50の4,300倍以上の汚染水が、市営住宅に住んでいる市民、特別養護老人ホームで療養している高齢者、安謝保育所・児童館に通う乳児や児童生徒たちに直接放水される、いわゆる誤作動による水損という事態を招きかねず、到底容認できません。見解を問います。
○野原嘉孝 議長
當山忠彦福祉部長。
◎當山忠彦 福祉部長
安謝福祉複合施設の利用者の安全と健康を守ることは最優先事項であると認識しております。関係部署と調整を進めながら、安全な施設運営に努めてまいります。
○野原嘉孝 議長
座安まり子こどもみらい部長。
◎座安まり子 こどもみらい部長
子供たちが安心して施設を利用できることが最優先であると認識しており、安全に施設の運営が行えるよう、関係部署と調整を進めてまいりたいと思います。
○野原嘉孝 議長
浦崎宮人まちなみ共創部長。
◎浦崎宮人 まちなみ共創部長
まちなみ共創部といたしましては、現在行っている当該施設の消防設備の改修等について鋭意取り組むことで、入居者や施設関係者などの不安解消に努めてまいります。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
各部長の答弁は、最後のほうは仕方ないでしょう。ただ、言わんとしていることは、そこを利用する方の健康を守るため、安全を最優先にしたいという思いは汲み取りたいと思います。ただ、それが今できていないというのが現実なんです。だからどうするんだという質問であって。
市長は現状を踏まえて、記者会見で全国でも似たようなケースがあるというふうに言って、僕はびっくりしました。こういった消火設備にPFASが含まれているという施設が全国にあるんですか。
○野原嘉孝 議長
浦崎宮人まちなみ共創部長。
◎浦崎宮人 まちなみ共創部長
お答えします。
本市が、専門業者に行ったヒアリングによると、泡消火薬剤撤去後の消防設備の洗浄等について、幾つかの施設ではその対応が必要との情報を伺っているところでございます。
市長のコメントは所管部から対応等について、その検討状況報告の中でそのような説明を聞いて発言されたものであります。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
僕は言うべきではなかったと思うよ。後で幾つあるか問い合わせるよ。資料提供を求めますよ。
市長はまた技術的に難しいと、居直りとも取れますよ。
PFASに汚染されている消防用水を放置することは絶対に許されません。消防局長の見解を伺います。
○野原嘉孝 議長
上原立也消防局長兼総務部参事監。
◎上原立也 消防局長兼総務部参事監
本件につきましては、前年度から関係部局と調整を重ねて、工事中の消防計画作成や設備の改修等に向けての協議を継続中でございます。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
そうですよね。最終的には、こういう工法でやりたいという許可を消防局が許可しなければ、まちなみ共創部長、工事はできないんですよ。まだ許可についてのお伺いすら、あなた隣の局長にやっていないの。これは全然道半ばなんです。何かさも進んでいるような言い方はやらないほうがいいよ。
では、金城副市長に再質問します。副市長は、2023年11月定例会での私の質問に対して、こう答えているんです。安謝福祉複合施設について、新たなことが判明したことは、今回その対応のためその経費を11月補正予算に計上している。事業内容を検討し、その後、速やかに対応していきたいと答弁しています。
それで私はこれで了としたんですよ。しかし、いまだにPFASに汚染されている消防用水が放置されているんです。振り返ってみれば、現在、副市長の答弁は議会軽視に当たるんじゃないですか。見解を聞かせてください。
○野原嘉孝 議長
浦崎宮人まちなみ共創部長。
◎浦崎宮人 まちなみ共創部長
お答えします。
先ほど答弁しましたとおり、現時点で作業状況としては、今年3月に設計業務を発注し、現在改修方法や消防用水の処理方法について検討を行っているところでございます。代替消火設備については、設置を終えているところでございます。
当該施設の老朽化した消防設備の改修に向けて、鋭意取り組み、入居者や施設関係者などの不安解消に努めてまいります。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
だから、あなたの答弁だけ聞いたら何か進んでいる感じでしょう。何にも進んでいないから、私はここで今質問しているんですよ。11月から、今はもう9月ですよ。約10か月過ぎているけれども、具体的なことは何もできていないんですよ。
計画すら消防局に提出できていないんですよ、この改修に当たっての。いいですか、では改めて聞きましょう。市長は、2023年8月23日の記者会見で、もう1年前のことです。これは2023年の9月定例会に補正予算を提出するに当たって、市内の施設からPFAS含有泡消火剤を排除したいと述べました。先ほども言いました、62トンの消化水槽に21万5,800ナノグラムのPFASが今あるわけですよ。いいですか。既に1年が経過しています。予算編成権の責任者は市長です。
予算を確保し、安謝福祉複合施設からPFASを一日も早く排除するような手だて、計画を作って実行すべきです。見解を問います。
○野原嘉孝 議長
浦崎宮人まちなみ共創部長。
◎浦崎宮人 まちなみ共創部長
お答えします。
当該改修工事費等については、今後、関係部局と調整を行い必要な予算確保に努めてまいります。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
本当にいつということも示さないで努めるということで、この場を逃れるというやり方は僕はよくないと思います。
今年7月18日、安謝福祉複合施設でのPFAS流出事故は、知念市長の下で、2023年6月からわずか1年の間で、水質汚濁防止法で報告義務のある3回目のPFAS流出事故です。
水質汚濁防止法の事故として扱われる指定物質を含む水の排出事故を起こした責任は重大です。
また、知念市長が放置しているPFASに汚染されている消火水槽は、安謝複合施設の屋内消火栓やスプリンクラーの水源となる水を貯めておくための水槽です。消火水槽のPFASの含有値21万5,800ナノグラムは、いわゆる水道でいう許容値50ナノグラムの4,300倍以上の汚染水です。そのような汚染水が、安謝市営住宅に住んでいる市民に、特別養護老人ホームで療養している高齢者に、安謝保育所に通う乳幼児に、また児童館を利用している児童生徒に直接放水される事態を招きかねず、市民の生命と健康、安全を何よりも優先すべき市長の責務に照らして、到底容認できません。市長の見解をお伺いいたします。
○野原嘉孝 議長
浦崎宮人まちなみ共創部長。
◎浦崎宮人 まちなみ共創部長
お答えします。
今回の漏水で、入居者や施設利用者の皆様に御心配をおかけしたことにつきましてお詫び申し上げます。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
トップである市長が、予算編成権の最後の責任者でしょう。やっぱり僕は立つべきだと思うよ。
実際に21万5,800ナノグラムのPFASがそこにあるということは、今日の今日まで公表していないわけですから、一日も早くPFASを除去すべきです。いつまでに除去するんですか。市長、具体的に決意を述べてくださいよ。
○野原嘉孝 議長
金城康也副市長。
◎金城康也 副市長
お答えいたします。
安謝の複合施設の中にある消防用水の除去、消防設備改修のスケジュールにつきましては、現在、関係部局において協議、調整、検討を行っているところでございます。
できるだけ早めに対応してまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
○野原嘉孝 議長
湧川朝渉議員。
◆湧川朝渉 議員
少し時間があるから、見解を述べます。
副市長が立たれて答弁しましたので、今日のところはこれでよしとしましょう。ただ、僕は考えていただきたいんですよ。スプリンクラーの誤作動は、簡単にネットで調べれば公共施設で23年、24年で起こって、損害被害だけでも億単位の被害ですよ。これは水損事故といって、安謝にあるスプリンクラーだって起こる。起きた場合は、既に地下水槽に21万5,800ナノグラムのPFASが含まれていると市長は承知した上で、この水損事故、誤作動が起こったら言い訳できないんですよ。民事で訴えられた場合、市長はもう逃げ場がないです。今そういう環境にあるんだと、状況にあるんだということを、ここにいる皆さん、部局長は全員腹をくくって覚悟していただきたいんですよ。だから庁議に諮るべきだと言っているわけです、さっきからしつこく。最高意思決定機関じゃないですか、監査からも指摘されているじゃないですか。重要な事故は、必ず庁議で確認して文書で残せと。監査が言っているのは、それは3年、5年じゃない、場合によっては10年でも保管しなさいというのが、今回の一番新しい監査報告じゃないですか。庁議の重要性を指摘しているんですよ、そこで公文書で残しなさいと。こういった、いくら汚染されているのかも残すべきなんですよ。そこでこそ、市長を含めた皆さんの決意というものが分かるんじゃないですか。議会があるから知らせるとか、記者会見でコメントする、情報を出し惜しみしてはいけないですよ。皆さんが公務労働で預かっている情報は、全て市民が知る権利があるんです。議場にいる議員が知る権利がある。そういう立場に立つべきですよ。襟を正して取り組むことを強く要求して、私の質問を終わります。