2020年2月定例会 マエダちひろ一般質問

前田 千尋

2021/06/09

[ 令和 02年(2020年) 2月定例会−02月21日-05号 ]

◆前田千尋 議員 
 ハイタイ、グスーヨーチューウガナビラ。おはようございます。日本共産党の前田千尋です。
 沖縄でもコロナウイルス感染への影響が心配されています。うがい、手洗い、咳エチケットをしっかりと行い、お互いの体調管理に努めてまいりましょう。また、体調の不良を感じたら、無理をせずにお身体を休めていただきたいと思います。
 それでは、最初にホームレス支援について質問します。
 日本国憲法第25条の第1項には、すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。第2項には、国は全ての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならないと、国民の生存権と国の責務を規定しています。
 2001年8月、国連の経済的、社会的及び文化的権利に関する委員会が行った勧告は、我が国のホームレス対策のおくれを指摘しました。
 日本共産党国会議員団ホームレス問題プロジェクトチームでは、ホームレスの生命と健康を守るため、国として、ホームレスの具体的支援策を緊急に行うよう求めてきました。
 そこで質問いたします。
 市内におけるホームレスの現状及び推移について伺います。
○久高友弘 議長 
 宮城寿満子福祉部長。
◎宮城寿満子 福祉部長 
 2020年1月末現在における本市のホームレス数は、男性29人、女性3人、計32人を把握しております。
 2008年9月に起きたリーマンショックに端を発する影響により、年越し派遣村などが社会問題化した2009年1月における市内のホームレス数は118人でしたが、年々数を減らし、近年は30から40人ほどで推移しております。
○久高友弘 議長 
 前田千尋議員。
◆前田千尋 議員 
 32人もまだいらっしゃるということがわかりました。
 日本共産党市議団は、長年、ホームレスの支援施策と支援体制の充実を求めてまいりました。
 そこで、那覇市ではホームレスへどのような支援を行っているのか伺います。
○久高友弘 議長 
 宮城寿満子福祉部長。
◎宮城寿満子 福祉部長 
 本市では、生活困窮者自立支援制度によって、ホームレスを含む生活困窮者の支援に取り組んでおります。生活困窮者の多くは、経済的困窮だけではなく、社会的孤立による自己肯定感や自尊感情の喪失など、複合的な課題を抱えております。
 こういった課題を抱えホームレス状態にある生活困窮者の方々に対して、相談支援員が寄り添い、尊厳を保持し、本人の自己選択と自己決定を基本に、経済的自立のみならず、日常生活や社会生活の自立といった包括的な支援に取り組んでおります。
 具体的には、那覇市就職・生活支援パーソナルサポートセンターの相談支援員が月に1回以上の巡回を重ねて、本人との関係性を構築しながら声掛けによって健康状態などの把握に努め、支援を望まれる方には一時生活支援事業で衣食住を提供しながら就労相談や生活保護等の案内など、本人が必要とする支援を行っております。
○久高友弘 議長 
 前田千尋議員。
◆前田千尋 議員 
 日本共産党がホームレス支援として求めてきたことは、ホームレスに十分な医療を保障すること。健康管理や医療に公的医療機関が責任を持つことが重要であり、中でも厳しい冬の時期などでホームレスが行き倒れ状態などで搬送された時に対応できるよう、公的医療機関に一定数のベッドを確保するなど、国としても補助金などの支援をすること。
 2つ目に、日用品の補助を行うこと。医薬品や食料などを含む日用品等の支給に使える予算を各自治体へ補助すること。
 3つ目に、生活できる就労を国が責任を持って確保すること。ホームレスの多くは働く意思がありながら、就労機会がないために仕事に就くことも出来ない労働者であり、国と自治体の責任で職業訓練を行うとともに、就労経験にふさわしい公的な就労事業を提供し、生活できる資金を保障すること。
 4つ目に、居住の確保を国の責任で行うこと。人間らしい、プライバシーが守られる居宅の確保。簡易宿泊所の空き部屋の借り上げや公営・民営賃貸住宅の空き部屋の活用、地域住民の理解と協力、ホームレスの同意を得て収容することのできるシェルター・緊急一時宿泊施設の建設の必要性。そして人間らしい生活ができるよう、食事や冷暖房の完備の充実なども求めてまいりました。
 5つ目に、生活保護行政を改善することです。ホームレスへの生活保護経費は、国の責任で全額を継続して負担することを要求し、ホームレスの窮迫する事態に当たっては、生活保護を積極的に適用するよう各自治体に対して、改善の指導を徹底することなどを求め、ホームレス支援への抜本的な拡充を国へ求めてまいりました。
 現在、城間市政が取り組んでいる一時的な宿泊所の提供や、その他、就労支援を行うことによって、ホームレスからの脱却を実現し、また、ホームレス化を防止し、自立を図ることを目的にしている一時生活支援事業を高く評価しています。また、パーソナルサポートセンターとの連携も大変重要です。
 保護管理課では、これまでに、ホームレスだった方と10年以上にわたる声かけをし、信頼関係を築いて、その方自らがやっと意思を示して、支援へとつながり、居住や施設へ移り、ホームレスから抜け出すことができたとの経験も担当者からお聞きすることができました。
 私もこれまでホームレスの方の相談にのってきました。ホームレスになるに至った経緯はそれぞれあり、苦しくつらい孤独な時間だったと実感しました。
 ホームレスからの脱却は、支援なくしては成り立ちません。引き続き、きめ細かな対応をよろしくお願いします。
 次に、那覇市の特産品・工芸品について、質問します。
 スライドをお願いします。
       (モニター使用)
 沖縄そばのお店や県内の食堂でも、沖縄で使うお箸といえばこれと、誰もがすぐに思い浮かぶのではないでしょうか。
 県民に親しまれて使われてきた沖縄のお箸、通称うめーし(お箸)が現在、那覇市内でつくられています。これまでは、鹿児島で製造されていましたが、廃業になり生産が中止となっていました。しかし、長年、県民に親しまれたうめーしをどうしても復活させたいと那覇市の卸業者が、同じく那覇市内にある就労支援センターと共に苦労しながらも製造を復活させ、やっと販売がスタートする目途がついたとのことでした。
 そこで、このうめーしを本市の物産・特産品・お土産品として、もっと幅広く活用できるようにしてほしいとの声があります。見解を伺います。
○久高友弘 議長 
 名嘉元裕経済観光部長。
◎名嘉元裕 経済観光部長 
 鹿児島の製造所の廃業により生産中心となっておりました沖縄定番のお箸、うめーしが市内事業者らの製品化に向けた努力の結果、製造、販売の見込みが立ったということは、本市商工業の発展や文化の継承の観点からも大変喜ばしいことだと考えております。
 本市といたしましても、販売が実現したときには、各種イベントでの活用や普及に向けたPR等を進めてまいりたいと考えております。
○久高友弘 議長 
 前田千尋議員。
◆前田千尋 議員 
 先日、担当課からお聞きしましたところ、泊でまぐろを食べようというイベントがあった際には、お箸の袋にまぐろのイラストを施し、うめーしを1膳ずつ配布し、大変好評だったとお聞きしました。なるほど、アイディアだなと思いました。こうしたアイディア次第では、いろいろな場所で使われ、さまざまなコラボが実現でき、那覇でも勧めています那覇土産の龍柱会議のイラストを使うことなどもできるのかなと期待する思いが広がりました。
 そして、今回うめーしの製造は、市内の就労支援センターで行われていることも大変重要です。作業所、就労支援センターの雇用の安定にもつながります。
 ぜひ、那覇市のイベントでは、このうめーしを使っていただきたいと思いました。
 このように、那覇市には、日常生活の中で親しまれてきた数多くの特産品があります。那覇市の伝統工芸品には壺屋焼や紅型、首里織、琉球漆器などがありますが、それ以外の特産品を産業振興の発展のためにも那覇市の特産品として、那覇市のブランド「那覇ブランド」として、県内外へ発信・アピールすることなどの取り組みが必要ではありませんか。見解を伺います。
○久高友弘 議長 
 名嘉元裕経済観光部長。
◎名嘉元裕 経済観光部長 
 サーターアンダギーや島どうふなどの食品やまぐろ、鏡水大根などの農水産物、黄金細工等の工芸品など市内で生産され昔から市民に親しまれてきた品々を那覇生まれの特産品としてブランド化を図っていくことは、これら品々の認知度向上や消費拡大、本市の産業振興の発展にもつながるものと考えております。
 那覇の特産品については、経済観光部所管の審議会等からもブランディング強化の必要性についての提言があることから、市民に身近な地元産品に愛着と誇りを持ってもらえるよう他市町村の事例も参考にしながらブランディングの取り組みについて進めてまいりたいと考えております。
○久高友弘 議長 
 前田千尋議員。
◆前田千尋 議員 
 部長、実現に向けて、頑張ってください。
 次に、学校給食で使用されている壺屋焼と琉球漆器は、子どもたちの食育とともに、地場産業の育成と伝統工芸産業の発展に資するものであり重要です。その効果と見解を伺います。
○久高友弘 議長 
 奥間朝順教育委員会学校教育部長。
◎奥間朝順 教育委員会学校教育部長 
 お答えいたします。那覇市の学校給食において、壺屋焼の食器は、平成元年に壺屋小学校に導入され、現在も使用しております。
 また、琉球漆器の食器は、平成14年、平成26年に本市の商工農水課から、平成24年に沖縄県森林管理課からいずれもモニタリング調査目的で導入され、現在、開南小学校、与儀小学校、曙小学校にて使用しております。
 使用した際の児童の声として、「いつもと違い高価な雰囲気になる」、「沖縄という感じがする」など好評で、また先生方からは、「器、食事を通しての郷土の歴史の学習ができる」、「食事のマナー、器の取り扱いについても指導が効果的にできる」などの意見を伺っております。
 この特別な器を使用しての給食は、地元特産品への関心、愛着等を高めるとともに、また、食育の面からも効果があるものと考えております。
○久高友弘 議長 
 名嘉元裕経済観光部長。
◎名嘉元裕 経済観光部長 
 現在、曙小学校で使用されている琉球漆器につきましては、食洗器で使用できる琉球漆器の販路拡大と琉球漆器産業の振興を目的に一括交付金を活用して導入したものでございます。
 そのほか、市内宿泊施設にも食洗器対応の琉球漆器の食器を導入しており、今までの漆器と比べ洗浄時の取り扱いが容易になったという声が寄せられております。
○久高友弘 議長 
 前田千尋議員。
◆前田千尋 議員 
 大変効果があると思います。学校給食での導入から数年たっているものもあります。活用状況、活用できる数について伺います。
○久高友弘 議長 
 奥間朝順教育委員会学校教育部長。
◎奥間朝順 教育委員会学校教育部長 
 壺屋焼の食器の使用可能な数量は、6種類ある食器のうち、最も少ない小皿で37枚、最も多い丼ぶりは136個となっております。また、琉球漆器については、与儀小学校において4種類ある食器のうち最も少ないめし椀が18個、最も多い平皿60枚となっております。他の2校の琉球漆器についても同様に、数は導入当初より減少しており、使用する際の全体的なバランスがとれておりません。
 現在、各学校で全児童が触れることができるよう工夫して使用している状況でございます。
○久高友弘 議長 
 前田千尋議員。
◆前田千尋 議員 
 今、工夫しながら使っているとのことでした。
 曙小学校で琉球漆器を給食で使って後の子どもたちへのアンケートをいただきまして中を見てみました。
 「漆器を見てどう思いましたか」との子どもたちの質問の答えは「良い・とても良い」と答えたのが約90%、「これからも漆器を使いたいと思いましたか」には「使いたい・とても使いたい」が87%、「お家に漆器はありますか」これに対して「ない・わからない」が85.4%。「お家でも漆器を使いたいですか」の問いには、「使いたい・とても使いたい」が約60%でした。
 教職員への皆さんのアンケートでも、「給食で食器を使ってよかった・とても良い」が100%、「漆器を導入して、良い・とても良い」が100%でした。
 また、大切に使っていても、食器ですからどうしても割れたり、壊れたり、欠けたりと数が少なくなっていることが分かりました。特に琉球漆器の与儀小学校で使用しているめし碗は18個で、全ての生徒には行き渡っていない、1クラス分にもならないことがわかりました。教育現場では先ほどありましたように、食育の時間を大切にし、学校では工夫を凝らしながら使用していますが、数が減っています。改めて追加購入できないのでしょうか。また、現在の学校だけでなく、全ての子どもにも同じように学校給食で、琉球漆器や壺屋焼を使った食育を実践してほしいと思います。今後の産業振興の発展のためにも、経済観光部で予算の確保、追加購入できないのかを伺います。
○久高友弘 議長 
 名嘉元裕経済観光部長。
◎名嘉元裕 経済観光部長 
 お答えいたします。学校給食での琉球漆器の活用につきましては、琉球漆器の普及・促進につながるものと考えておりますので、関連部局と連携しつつ導入について考えていきたいと思います。
○久高友弘 議長 
 前田千尋議員。
◆前田千尋 議員 
 実現に向けて、頑張ってください。
 次に、教育行政について質問いたします。
 那覇市教育委員会は、よりよい教育環境の実現を目指し、児童・保護者自らによる学校選択の機会の拡大を目的として、小中学校の隣接校選択制を実施してきました。
 一方で、隣接校からの入学希望者が抽選になるケースが生じています。隣接校からの申請希望のうち、不許可となったのは何校で何人でしょうか。
○久高友弘 議長 
 奥間朝順教育委員会学校教育部長。
◎奥間朝順 教育委員会学校教育部長 
 令和2年度の新入学の隣接校選択制の実施において、地域の入学見込み人数や隣接校選択制で設定した定員枠を上回っていたため、申請希望者の受け入れができなかった学校数は、小学校では12校でした。抽選となったのが1校でした。計146人が隣接校への希望が通りませんでした。
 中学校では、申請希望者の受け入れができなかった学校数は3校で、抽選となったのが2校、計114人が隣接校への希望が通りませんでした。
○久高友弘 議長 
 前田千尋議員。
◆前田千尋 議員 
 続きまして、隣接校からの申請希望の抽選結果はどうなっていますか。
○久高友弘 議長 
 奥間朝順教育委員会学校教育部長。
◎奥間朝順 教育委員会学校教育部長 
 お答えします。小学校では1校が抽選を行い、希望者23人のうち1人が決定しました。
 中学校では2校が抽選を行い、1校は希望者31人のうち7人。もう1校は44人のうち25人が希望する隣接校への決定となりました。
○久高友弘 議長 
 前田千尋議員。
◆前田千尋 議員 
 隣接校選択制の抽選から漏れた場合、どうしても希望校へ行くことが必要だと考える場合があると思います。その際の対応はどのようにされていますか。
○久高友弘 議長 
 奥間朝順教育委員会学校教育部長。
◎奥間朝順 教育委員会学校教育部長 
 抽選から漏れた場合でも、指定校変更許可基準に該当する理由があれば、保護者の申請により指定校変更ができます。
 許可基準の内容としては、転居または転居予定、指定校変更許可地域、兄弟・姉妹関係がある場合などです。
 また、中学校入学時には、学校選択制適用児童の中学校入学、指定校変更児童の中学校入学など、卒業する小学校区内の中学校へ指定校を変更することなどが該当します。
 なお、身体的または不登校などの心身的な理由によって指定校へ通学することに支障がある場合なども指定校変更の申請ができます。
 しかし、その場合については、慎重に取り組まなければならないため、保護者と教育相談機関、または関係学校長などの意見も十分踏まえた上で丁寧に対応をしております。
 その結果、転校で問題が解決できると判断した場合は、指定校の変更を行っております。
○久高友弘 議長 
 前田千尋議員。
◆前田千尋 議員 
 全ての児童生徒の皆さんが全ての学校で、伸び伸びと学び、安心して学校生活が送れるように、教育環境の充実に取り組んでください。
 次に、本市の保育の充実について質問いたします。
 農連市場地域の再整備によって、那覇市立与儀保育所は新たに建てられた樋川市営住宅と同じ建物の中に入り、4月1日から樋川保育所としてスタートします。
 これまで与儀保育所の仮園舎としての役割を果たしてきた施設は、引き続き、那覇市の待機児童解消と保育充実、子育て支援のために活用すべきです。
 2015年12月定例会において、私は、与儀保育所が新しい農連市場地域へ移転後は、この今の仮施設、この施設を認可保育園など引き続き保育施設として活用すべきと提案をしました。
 こどもみらい部長は「与儀保育所仮園舎の跡地利用につきましては、現在のところ、土地、建物とも売却を予定しております。その際には、今議員からご質問いただきましたとおり、認可保育園等に用途を限定していきたいというふうに考えております」と答えています。
 与儀保育所跡地の今後の計画について伺います。
○久高友弘 議長 
 末吉正幸こどもみらい部長。
◎末吉正幸 こどもみらい部長 
 与儀保育園の仮園舎の跡利用につきましては、新たに認可保育所としての活用を検討してきたところではございますが、与儀保育園仮園舎の周辺地域につきましては、現在、策定中の第2期那覇市子ども・子育て支援事業計画において、需要を充足する保育施設が整備されていることが確認されたことから、新たな施設整備を擁しない地域と考えております。
 一方、当該周辺地域の認可保育園には、旧耐震基準時に建設された施設や老朽化した施設など、建て替えが必要な認可保育園が複数ありますが、仮園舎に係る用地の確保などが難しく建て替えが困難な状況となっております。
 安全安心な保育環境の確保と周辺地域の保育定員の適正化を図るため、与儀保育園移転後につきましては、当分の間、それらの認可保育園が現地建て替えを行う際の仮園舎としての活用を想定しています。
○久高友弘 議長 
 前田千尋議員。
◆前田千尋 議員 
 4年前はこの場所で新たな認可保育園の設置を想定していましたけれど、現在、この地域では保育施設は充足しているとのことでした。
 しかしながら、まだこの地域でも待機児童がいるのが現実となっています。引き続き、保育士を確保して、受け入れ定数を確保し、待機児童解消に努めてください。
 答弁では、与儀保育所の仮園舎を、建て替えを必要とする認可保育園が活用できるとのことでした。では、周辺地域において、旧耐震基準及び老朽化した園舎があるとのことですが、何園ほどあるのでしょうか。また、建て替えを行う場合、1園当たり何年程度の期間を必要とするのか伺います。
○久高友弘 議長 
 末吉正幸こどもみらい部長。
◎末吉正幸 こどもみらい部長 
 周辺地域におきましては、旧耐震基準及び老朽化した認可保育園は3園ございます。
 なお、仮に建て替えする場合、これまでの事例ですと、通常2年程度の期間を必要とします。
○久高友弘 議長 
 前田千尋議員。
◆前田千尋 議員 
 3園もあるのですね。3園の保育園が建て替えをする、希望するということがわかりました。
 となると、1つの園で2年間ですので、今後6年間はこの場所を引き続き使用することがわかりました。
 先ほども答弁でありましたが、那覇市内で保育園の建て替えをする際、仮園舎の場所を探すことはとても大変です。
 以前、現在の樋川消防所がある場所、那覇市の教育委員会跡地ですが、近隣の認可保育園2園が仮園舎として活用し、建て替えをすることができたと保育園の関係者の皆さんから大変喜ばれておりました。
 今回、与儀保育園の仮園舎があった場所は、既にコンクリートの園舎があります。建て替えの際の予算も抑えることができるのではないかと期待するところです。建て替えを希望している保育園からは大変喜ばれる、職員の皆さんの知恵ある提案だと思います。引き続き、那覇市の保育充実のために、頑張っていただきたいと思います。
 また、仮園舎の周辺地域の皆さんには、今後どのように使われるのか、ぜひお知らせもしていただきたいと要望いたします。よろしくお願いいたします。
 以上で、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。

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