日本共産党那覇市議団ニュース21号
物価高 お米券配布を
党那覇市議団 市長に申し入れ(しんぶん赤旗)
日本共産党那覇市議団は1日、同市役所で知念覚市長に面会し、物価高騰から市民の命と暮らしや営業を守るために補正予算を迅速に編成した上で、お米券の配布などの対策を行うよう申し入れました。国に対しても、物価対策のための交付金の増額をはじめ強力な対策を要望するよう迫りました。
フルゲン茂治市議団長は▽小学校、保育所などの給食費完全無償化▽全世帯と子ども食堂へのお米券の配布や困窮世帯への水道料金の減免、光熱費補助などの緊急対策▽小規模事業者への家賃、水道光熱費の補助―などを実施するよう求める要望書を提出しました。
フルゲン氏は、北海道が子育て世帯に「お米・牛乳券」を3年連続で配布していると指摘。4月から市が小中学校給食費の半額補助を行うため、国の物価対策交付金をほぼあてているとして、「ため込み金の活用を含め、あらゆる知恵を出して対策を進めてほしい」と述べました。
ワク川朝渉幹事長は「私の周りでも、週に2回ぐらいしか米を食べられないとの話が出ていてショックだった」と語りました。
知念市長は「切実な提言と受け止める」と述べました。