2022年6月定例会 古堅茂治 一般質問
◆古堅茂治 議員
ハイサイ、グスーヨー チューウガナビラ(皆さん、こんにちは)。オール沖縄・日本共産党の古堅茂治です。
最初に平和行政について質問します。
6月は、戦争犠牲者を追悼し、平和を考える特別の月です。モニターを御覧ください。
(モニター使用)
広報なは市民の友6月号には、「特集 命どぅ宝-首里戦線と遺骨収集を体験した私が伝えたいこと-」、翁長安子さんの証言が掲載されています。
特集を企画された意図を伺います。
◎仲本達彦 総務部長
今回の特集企画は、沖縄戦を風化させることなく、広く市民に知っていただくことを主眼に、軍隊の一員として激しい沖縄戦を体験し、戦後の遺骨収集作業や魂魄の塔、ひめゆりの塔などの建立に尽力された翁長安子さんの生の証言を掲載したものでございます。
また、広報紙という形に残すことで、慰霊の日を迎えるに当たり、一人一人が平和を見詰め直し、語り継いでいく機会にしていただきたいとも思っております。
本市といたしましては、二度と戦争が繰り返されることがないよう、引き続き平和なまちづくり、恒久平和の発信に努めてまいります。
◆古堅茂治 議員
高く評価いたします。引き続き頑張ってください。モニターを御覧ください。
(モニター使用)
糸満に収容遺留された旧真和志村の住民が、散乱していた戦没者遺骨3万5,000柱余を収集した慰霊碑魂魄の塔と、24万1,632人の戦争犠牲者の名前が刻銘された平和の礎、翁長助静氏が詠まれた短歌です。
(書籍掲示)翁長前知事はこの「戦う民意」で、戦没者の遺骨収集に尽力されたお父様・助静氏への思い、慰霊碑に込めた平和への願いを書かれています。
お父様が「政治の原点は平和なんだ」と常々語っていたこと、自らの政治活動を支える原点となっていることを述べ、沖縄と那覇市が未来に向け発展していくためには、イデオロギーの対立を乗り越えて、平和への思いで結束していくことが必要だと、ことあるごとに強調していました。
城間市長の平和への思いを伺います。
◎仲本達彦 総務部長
市長からは、「次代を担う若者が、戦争の不条理や愚かさを知り、命どぅ宝の思いを胸に刻んでほしいと願いながら、新しい時代においても平和を希求する思いを発信し、平和の尊さを受け継いでいくまちづくりに努めてまいります」という平和への思いが述べられております。
慰霊の日を迎えるに当たり、戦争の悲惨な実相を風化させないよう、次の世代にしっかりと語り継いでいくことが、今を生きる私たちの責務だと考えております。
◆古堅茂治 議員
そのとおりです。モニターを御覧ください。
(モニター使用)
沖縄の心を発信する沖縄平和祈念資料館の設立理念です。沖縄の心について、城間市長の見解を伺います。
◎城間幹子 市長
沖縄の心については、これまでも歴代知事の皆様方、それぞれの立場で思いを述べられていることは承知いたしております。
その中でも、私がバトンを引き継いだ翁長前知事は、特に平和という観点から沖縄の心、ウチナーのチムグクル(肝心)を表していたのではないかと感じております。それは、苛烈を極めた先の大戦で多くの人命を失った沖縄においては、平和を願う想いが人々の胸に刻まれていることに思いを寄せたからだと考えております。
また、私自身も恒久平和を希求する想いこそがウチナーの心、沖縄の心であると考えております。私たちの子や孫に引き継がなければならない明るい未来のためには、何よりも平和がその礎となるものと思っております。
◆古堅茂治 議員
高く評価いたします。沖縄のチムグクル、大事にしていきましょう。
次、教育行政について。本市の教育大綱での平和教育の位置づけを伺います。
◎金城康也 企画財務部長
お答えいたします。
平成31年1月に策定した「那覇市の教育及び文化の振興に関する大綱」においては5つの方針を示しておりますが、平和教育については位置づけておりません。
◆古堅茂治 議員
モニターを御覧ください。
(モニター使用)
本市と長崎市、広島市の教育大綱です。長崎市は、被爆の実相を継承し、「平和の実現に貢献するひと」づくりとして5つの目標を掲げています。
広島市は、平和を希求する心を持つ人としての成長を目指しています。モニターを御覧ください。
(モニター使用)
沖縄戦、平和教育をしっかり位置づけている糸満市の教育大綱です。
ところが、那覇市の教育大綱には、苛烈な沖縄戦と27年間の過酷な米軍支配の実相を継承し、命どぅ宝、平和を希求する沖縄の心で平和教育を推進していく構え、位置づけが一切ありません。那覇市の最上位計画である第5次総合計画からも大きく逸脱しています。
過ちては則ち改むるに憚ること勿れ、平和教育の位置づけ、構えが全くない教育大綱と、平和教育の構えが弱い教育振興基本計画は見直すべきです。対応を伺います。
◎金城康也 企画財務部長
お答えいたします。
第5次那覇市総合計画においては、恒久平和を追求する想いを内外に発信すること、平和を希求する市民の想いを受け継いでいくことを目指すことなどを記載しております。
今後、同大綱の改定に当たりましては、平和教育を位置づけることについて検討してまいります。
◎小嶺理 教育委員会生涯学習部長
第3次那覇市教育振興基本計画は、第5次那覇市総合計画の教育に関する部門計画として位置づけ、同計画を補完するものとして策定しております。
第3次那覇市教育振興基本計画で具体的な取組として平和教育の充実を位置づけておりますが、次期計画策定の際にはさらに充実を図ってまいりたいと思います。
◆古堅茂治 議員
市長が述べられた沖縄の心で改めてください。モニターを御覧ください。
(モニター使用)
沖縄戦の実相を継承し、平和を学び、沖縄の心を発信する沖縄平和祈念資料館の展示の結びの言葉です。
那覇市民意識調査では、平和行政に最も市民が望む取組は、「沖縄戦の実相や平和の尊さを次の世代に伝える平和学習事業の検討と充実」が56.2%と最も高くなっています。この要望に対する市長と教育長の見解を伺います。
◎仲本達彦 総務部長
沖縄戦の実相や平和の尊さを次の世代へ継承していくことを目的として、平和に関するパネル展の開催、広報紙での平和特集企画、那覇長崎平和交流事業の実施、沖縄戦体験者証言記録映像制作作成業務を実施しております。
第5次那覇市総合計画において「平和を希求する想いを発信し、平和の尊さを受け継いでいくまちをつくる」という施策を盛り込んでおり、引き続き平和の尊さを伝えていく取組を鋭意進めてまいります。
◎山城良嗣 教育長
お答えいたします。
次世代を担う児童生徒の育成に向けて教育活動全体を通じて平和教育を推進し、沖縄戦の実相や平和の尊さなどについて伝え、考える機会をより多く設定するなど、平和な社会の実現に向けた平和学習のさらなる充実に努めてまいります。
◆古堅茂治 議員
答弁、高く評価いたします。
次に、米軍基地問題と城間市長の政治姿勢について。
(書籍掲示)不屈の政治家・翁長雄志さんは、知事時代の著書「戦う民意」で、「一県に集中した基地負担、世界一危険な基地の存在、民意を無視した基地建設の強行、世界的に貴重な自然環境の破壊──。日米安保体制のもとに、自由、人権、平等という価値を守る民主主義国家のあるまじき現実が沖縄で繰り広げられています」、日本政府の姿勢を糾弾し、「『辺野古に新基地は造らせない』という主張を象徴として、政治の大きな変革の原点をつくっていくことが沖縄を変え、日本を変えることにつながり、真の民主主義を確立することにつながるはずです。とはいえ、沖縄だけで日米両政府の強大な権力に立ち向かうことはできません。そして、確かな勝算もありません。しかし、勝てそうにないからといって、相手の理不尽な要求に膝を屈し、そのまま受け入れるでしょうか。もしそうならば、私は一人の人間として、この世界に生きる意味が薄らぐのではないかと思っています。私たちには少なくとも『主張する権利』があります。これは人間の誇りと尊厳を賭けた戦いでもあるのです」と強調しています。
この「戦う民意」には、子や孫、沖縄のために、新基地を絶対に造らせないとの翁長知事の揺るがない不退転の信念、平和で誇りある豊かな沖縄づくりへの熱い思い、ウチナーンチュの誇りと尊厳、市民、県民への深い愛情が込められています。
この遺志を継ぎ、ぶれずに辺野古新基地反対を貫き、玉城県政を支えておられる城間市長の見解を伺います。
◎城間幹子 市長
お話のとおり、翁長前知事は、「イデオロギーよりアイデンティティ」という信念のもとに、保革の枠を超えて県民の心をひとつにという強い思いで、辺野古新基地建設に対峙してきました。私も行動を共にする中で、不退転の決意で臨む強い覚悟をひしひしと感じておりました。
県知事の任期途中に残念ながら病に倒られましたが、「ありとあらゆる手段で辺野古新基地は造らせない」という信念を、まさに命がけで貫いたものと認識をいたしております。また、私たちにも主張する権利、行使への道を開いてくれた人だと思っております。その不屈の信念を胸に、射貫くような眼力で強大な権力に立ち向かった翁長前知事の姿は、私の脳裏に強く焼きついて離れないものでございます。
◆古堅茂治 議員
熱い思いのこもった答弁、高く評価いたします。翁長さんの命をかけた不屈の遺志をウチナーンチュは忘れてはなりません。モニターを御覧ください。
(モニター使用)
翁長さんが中心となってまとめ、2013年、県民の総意として日本政府・安倍首相に手交した建白書です。県内全ての市町村長、議会議長と県議会の各会派の長が署名押印しています。
建白書への見解を伺います。
◎仲本達彦 総務部長
市長は建白書の意義について、「平成25年1月28日、建白書を携え、県議会、そして41の全市町村首長及び市町村議会議長がひとつにまとまり、オール沖縄で行った東京行動は、沖縄の政治史上、極めて大きな意義を持つ出来事でした」と述べております。
また、「イデオロギーに軸足を置いた保革の対立を乗り越え、オール沖縄でまとまるという沖縄の政治史上極めて大きな意義を持ち、過去の歴史を顧みても大変特筆に値するものである」との見解が示されております。
◆古堅茂治 議員
市民、県民の上空を飛び交っているオスプレイの同型機が、8日、米国で墜落し5人が死亡、不安が高まっています。在沖米軍基地から派生する事件・事故、コロナ感染拡大、爆音、地下水汚染などが県民を苦しめています。
翁長前知事は、米軍基地は沖縄経済発展の最大の阻害要因と主張しています。見解を伺います。
◎仲本達彦 総務部長
沖縄県が過去に実施した調査によりますと、既に返還された米軍基地では、返還前に比べ、雇用者数等の経済効果が大きく上昇していることが示されております。
市長からは、これまでも「新都心地区や小禄金城地区の発展を見ましても、米軍基地が県経済発展の阻害要因であることは明白である」との見解が示されております。
◆古堅茂治 議員
2015年、政府と沖縄県との集中協議で翁長知事は、「今日まで沖縄県が自ら基地を提供したことはない。全て強制接収されたものだ。自ら奪っておいて、『おまえたち、代替案を持っているのか』、こういった話がされること自体が日本の国の政治の堕落ではないか。官房長官の『粛々』という言葉を聞くと、問答無用という姿勢が感じられ、『沖縄の自治は神話』だと言い放ったキャラウェイ高等弁務官の姿が思い出される」と、菅官房長官に正面切って米軍の圧政と重なる政府の強権姿勢について思いの丈を訴えました。
それに対する菅長官の答えは、「戦後生まれなので、沖縄の歴史については分かりません。辺野古が唯一の解決策だ」というものでした。県民の4人に1人が犠牲となった沖縄戦、住民虐殺、強制死、米軍の土地強奪、婦女暴行、県民を虫けらのように扱った27年間の過酷な米軍占領時代などの、沖縄の歴史を知らないと、平気で言い放つ厚顔無恥な政治家への見解を伺います。
◎城間幹子 市長
沖縄の基地問題に対する政府の対応につきましては、翁長前知事も、国政の中枢に沖縄の苦難の歴史を直視し、沖縄のこれからの歩みに心を寄せる政治家や官僚が少なくなってきている現状への憂いがあったものと認識をしており、私も同じ思いでございます。
私は、お互いに相手の立場を理解し、たどってきた歴史に目を向け、相手の気持ちをおもんばかることから相互理解が生まれるものと考えております。
政府におかれましては、県と対立するだけではなく、沖縄の民意に寄り添い、心(チムグクル)からの対話による解決を望むものであります。
◆古堅茂治 議員
政府にもチムグクルを持ってほしいと思います。
沖縄の歴史を知らない政治家は、沖縄県平和祈念資料館の展示をじっくり見て学ぶべきです。
11日、オール沖縄・玉城デニー知事が、城間市長も参列する中、2期目知事選挙への出馬表明を行いました。城間市長の見解を伺います。
◎城間幹子 市長
玉城デニー知事の次期知事選への出馬に当たり、私は選挙母体の会長に就任し、出馬表明会見に同席をいたしました。会見で知事は、辺野古新基地建設は断固として認められないと強調し、新型コロナウイルスの影響で落ち込む県経済の立て直し、子どもの貧困問題などの課題解決に向け、力強い決意表明がなされたものと考えております。
そして、私もまた、辺野古新基地建設には、譲れない思いを持っております。辺野古新基地建設反対を公約に掲げ、市民の負託を得た以上、市長としてその責任を全うする覚悟でございます。
今後とも、翁長前知事の意志を継承し、次期知事選に臨む玉城デニー知事を、全力で応援、支援してまいります。
◆古堅茂治 議員
城間市長の姿勢、高く評価いたします。玉城知事再選へ心ひとつに頑張っていきましょう。
今、沖縄の歴史を知らないと言い放った政治家が沖縄の選挙に介入し続けています。さらに、その政治家との太いパイプを自慢する人物が、関係者などと分断策動を企てています。
翁長前知事は、「県民同士が争う様子を上から笑って見ている人がいる」と県民への分断策動を批判し、県民の心をひとつにした大同団結を呼びかけ続けていました。モニターを御覧ください。
(モニター使用)
翁長前知事の息子・翁長雄治さんが、2018年の大会で紹介した翁長知事の言葉と、2014年9月議会での後継者・城間幹子さんへの翁長市長の熱いエール答弁です。沖縄の圧倒的民意と民主主義を否定し、問答無用に新基地を押しつけ、「沖縄の歴史は知らない」と言い放った厚顔無恥の政治家に媚び、政府と自民党に膝を屈し、分断策動に加担することは、人間としての誇りと尊厳を投げ捨てることではないでしょうか。
翁長さんは、沖縄県民が心をひとつにしたとき、想像を超えた大きな力を発揮すると県民を信頼して、県民を鼓舞してきました。
信なくば立たず、ウチナーンチュの誇りと尊厳にかけて、この「戦う民意」に込められた翁長前知事の命をかけた遺志、ウチナーンチュ魂を引継いで、沖縄の心、県民の心をひとつに、平和で誇りある豊かな那覇・沖縄づくりへ、保革を超えて、さらに力を合わせていこうではありませんか。
ウチナーンチュ ウシェーティナイビランドー。ウチナーンチュ ウシェーラッティナイビランドー(沖縄の人をないがしろにしてはいけない。沖縄の人はないがしろにされてもいけない)。グスーヨー マキティー ナイビラン(皆さん、負けてはいけません)。ワッター ウチナーンチュヌ クヮン ウマガ マムティイチャビラ、チバラナ ヤーサイ(私たち沖縄の子や孫のために守っていきましょう。頑張っていきましょう)。翁長雄志さんが天国から呼びかけています。子や孫のために、平和で誇りある豊かな那覇・沖縄づくりへ、腹八分、腹六分で、心をひとつに大同団結して頑張っていきましょう。
次、気候危機・温暖化対策について質問します。
LED照明を本市でも推進し、市庁舎のLED化を図るべきです。対応を伺います。
◎仲本達彦 総務部長
CO2削減による地球温暖化対策、省エネルギー対策の観点から、LED照明の導入が急がれるものと認識をしております。
既に、議場やトイレ及び廊下などの共用部分については整備が完了しておりますが、執務室や会議室などは未整備でございます。喫緊の課題との認識のもと、今般、環境への負荷の少ないLED照明の導入に向けた取組を決定し、次年度の導入に向けて、現在、鋭意作業を進めているところでございます。
◆古堅茂治 議員
評価いたします。
障がい者行政について質問します。
身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者数を伺います。
◎宮城寿満子 福祉部長
お答えいたします。
令和3年度末の県全体の手帳所持者数につきまして沖縄県に問い合わせしましたところ、集計中とのことでしたので、令和2年度末時点での数字でお答えいたします。
身体障害者手帳所持者は、那覇市は1万3,818人、沖縄県全体では5万4,082人、療育手帳所持者は、那覇市は3,326人、沖縄県全体では1万6,528人、精神障害者保健福祉手帳の所持者は、那覇市は6,003人、沖縄県全体では2万2,302人となっております。
◆古堅茂治 議員
自立支援医療受給者証(精神通院)の所持者数と、自立支援医療の状況を伺います。
◎宮城寿満子 福祉部長
令和2年度末時点の自立支援医療受給者証(精神通院)分の所持者は、那覇市は1万2,244人、沖縄県全体では5万2,480人となっております。
自立支援医療制度は、心身の障がいを除去・軽減するための医療について医療費の自己負担額を軽減する公費負担医療制度です。
自立支援医療費につきましては、本来1割の自己負担がありますが、沖縄県の場合、精神通院医療費は沖縄県精神障害者特別措置公費負担制度の適用により公費負担となり、自己負担はございません。
◆古堅茂治 議員
精神通院医療費は無料です。しかし、入院となると高額な治療費負担となります。モニターを御覧ください。
(モニター使用)
愛知県の市町村の精神障害者医療費助成制度の一覧です。障がい者への思いやりの心、誰一人取り残さない社会づくりへの思いがあれば、入院医療費助成もできることを愛知県の市町村の実施事例は示しています。
本市でも、入院医療費助成を実施すべきです。担当副市長の見解を伺います。
◎久場健護 副市長
お答えします。
まずは、基本的に、やはり通院費無料という部分に関して入院費が自己負担になっている部分については是正していかなければならないだろうというふうに考えております。
また、議員から紹介のありました愛知県をはじめ、他の自治体の例を見ますと、県と一緒に実施している部分、それから助成の上限額を決めている自治体、それから所得制限を設けている自治体と様々な条件が考えられております。
那覇市においても、限られた財源の中でいかようにすればこれが実施できるかという部分については検討の必要があるだろうと思っております。
また、今般、奥間亮議員や西中間議員からありました障がい福祉課の中での業務負担ですね。障がい者サービスの部分がかなり増えております。この部分について、まずは職員の健康を守っていかなければならないと私は考えております。まずはこの残業がどんどん増えておりますので、ここについての人員の補填をしていかなければいけないだろうなと。まずは体制を整えた中で、この精神医療の入院費についてもどのような方法でできるかというのを考えていきたいと思います。以上です。
◆古堅茂治 議員
家族の負担は大変なものがあります。ぜひその人たちへの思いを持って制度策定に頑張ってほしいと思います。
次に、那覇らしい亜熱帯庭園都市のまちづくりについて。
市庁舎正面には、本市のシンボル、那覇市の花、市花のブーゲンビレアがありません。国際観光都市那覇の景観づくり、観光に資するためにも、市庁舎正面に市花ブーゲンビレアを植栽すべきです。スピード感を持った改善を求めます。答弁お願いします。
◎仲本達彦 総務部長
ブーゲンビレアは、かつての旧庁舎の壁面を覆う姿が大変象徴的であり、その後の新庁舎においては、その姿を継承するため壁面への植栽を進めた経緯がございます。
今般の御提案につきましては、ブーゲンビレアが市花であることを踏まえると、本庁舎正面への植栽をすることは意義あるものと考えております。
既存植栽の状況などの確認を含め、どのような取組ができるのか、しっかりと考えてまいりたいと思っております。
◆古堅茂治 議員
「平和・こども・未来」、県都初の女性市長、オール沖縄・城間市長は、各分野で豊富な実績を上げてきました。このオール沖縄、城間市政を継承発展させ、市民の福祉と暮らし、経済を守り、発展させるのか、それとも、新基地推進、民意と民主主義否定、沖縄いじめの政府言いなりの市政にするのかが市長選挙の最大の争点となります。
希望の持てる那覇、沖縄、日本づくりへ、オール沖縄の大同団結をさらに強化して、市民、県民と力を合わせていこうではありませんか。
日本共産党、オール沖縄・城間幹子市長、玉城デニー県知事と共に、参院選、知事選、市長選の勝利へ、心ひとつに頑張り抜く決意を表明し質問を終わります。イッペー ニフェーデービル(どうもありがとうございました)。