2020年9月 我如古イチロー一般質問

我如古 一郎

2021/06/09

[ 令和 02年(2020年) 9月定例会−09月11日-06号 ]

◆我如古一郎 議員 
 ハイサイ、グスーヨー チューウガナビラ(皆さん、こんにちは)日本共産党の我如古一郎でございます。一般質問を行います。
 初めに、新型コロナ禍対策について質問します。
 (1)新型コロナウイルス対応・地方創生臨時交付金の次回交付に向けて、9月末の申請受付が迫っております。具体的な計画等、対応を問います。
○久高友弘 議長 
 仲本達彦企画財務部長。
◎仲本達彦 企画財務部長 
 当該交付金の本市への配分総額は、30億7,143万3,000円となっております。
 9月末には、総額約32億円、計49事業について、実施計画を国に提出する予定としております。
 これまで予備費を活用した事業や補正予算などで予算化した事業などを中心に、一例としましては、社会福祉施設等応援金事業、防災活動支援事業、GIGAスクール事業などが実施事業となっております。
 なお、今後予定されております追加分につきましては、第3波に備えるとともに、様々な分野で顕在化してくるであろうニーズを捉えながら柔軟かつ迅速に活用してまいりたいと考えております。
○久高友弘 議長 
 我如古一郎議員。
◆我如古一郎 議員 
 城間市政が、これまでも財政調整基金を取り崩して、コロナ禍で苦しむ市民や事業者に支援を行ってきたことを、高く評価しております。
 地方創生臨時交付金は、国の各種給付金への上乗せをはじめ、公共施設利用料、上下水道の料金、市営住宅家賃、給食費等の減免,PCR検査の拡充、エッセンシャルワーカーへの慰労金などに幅広く活用できる交付金となっております。
 また、実施計画に記載されていれば事業間で流用も可能と聞いております。
 全国知事会は、需要が交付限度額を上回って、5,000億円の増額を求めています。政府の第2次補正予算の予備費の活用での増額を求めようではありませんか。
 今、特に憂慮されることは、コロナ感染治療の最前線で頑張っておられる医療機関の大幅赤字、経営難であります。政府が抜本的な損失補てんを行うと共に、自治体としても何らかの支援ができるよう、県と連携して真剣に考えておく必要があるということを、要望しておきたいと思います。
 次に、(2)中小企業の労働者対象のコロナ休業支援金・給付金は、事業主が労働保険に未加入の場合は、支給に困難がありました。日本共産党の提言で、厚生労働省は職権による加入手続で、支給を可能とする改善を行っています。迅速な給付に結びついた内容を伺います。
○久高友弘 議長 
 名嘉元裕経済観光部長。
◎名嘉元裕 経済観光部長 
 お答えいたします。
 新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金は、感染症の影響により、4月1日から9月30日の間に事業主の指示により休業した労働者が、休業手当の支払いを受けることができなかった場合に、給付を行うものであります。
 当該給付制度は、事業主が労災保険や雇用保険に加入していない場合、給付に先立って労働局から事業主に対して確認が必要になるなど、申請から給付まで時間を要しておりました。
 今回、新たに国の対応が変わった点として、労災保険等に加入していない事業主に対し、国の勧奨・指導を経て、職権により成立手続を行うことが可能となり、給付の迅速化につながっております。
 なお、県内における同給付金の申請状況について沖縄労働局に確認したところ、8月31日時点で申請数1,431件、支給決定件数523件となっており、労働保険に加入していないパートタイマーや学生アルバイト、外国人技能実習生など、幅広く対象となっているとのことです。
○久高友弘 議長 
 我如古一郎議員。
◆我如古一郎 議員 
 答弁にありましたが、今回の改善のポイントは3つです。事業主が労働保険に未加入だった場合、支給に時間がかかった。それで諦めてしまった人を救うことが可能になりました。就業していた店が廃業してしまった場合でも、厚労省が職権で労働保険番号を作り、支給を可能にし、迅速化しました。またパートや技能実習生、契約社員も対象です。
 休業支援金の4月から6月分の申請期限は、今月9月30日が期限となっています。このことを市民へ周知して、活用をぜひ呼びかけていただきたいと思います。
 感染が急拡大した4月から5月にかけては、助けてほしいと窮状を訴える外国人留学生の報道がありました。食費は月2,000円、貯金は残り5万円。生活費を得るアルバイトができなくなった上に、国際線の欠航で祖国に帰ることもできない。行政は県民生活への対応に追われ、外国人の支援に手が回らない状況でもありました。
 民間の飲食店が弁当を提供するなど、心温まる支援もありました。
 そこで、(3)コロナ禍による外国人留学生・労働者の窮状・実態を伺います。
○久高友弘 議長 
 宮城寿満子福祉部長。
◎宮城寿満子 福祉部長 
 お答えいたします。
 本市では、那覇市就職・生活支援パーソナルサポートセンターにおいて、外国人留学生や外国人労働者を含む、現に生活に困窮している方々から就労や生活上の困りごとに関する相談を受け、自立に向けた支援を行っております。
 報道によりますと、突然の解雇を言い渡され、在留資格が変更されたことで、住民票が取り消され、特別定額給付金の給付対象外となった外国人労働者の窮状が取り上げられるなど、外国人留学生・労働者の就業環境や生活環境への影響が懸念されるところでございます。
 本市といたしましては、那覇市外国人相談窓口やパーソナルサポートセンターにおいて、緊急小口資金などの特例貸付けや住民確保給付金などの支援制度を御案内するなど、相談者に寄り添った支援を引き続き行ってまいりたいと考えております。
○久高友弘 議長 
 我如古一郎議員。
◆我如古一郎 議員 
 城間市政は、6月にこのような外国人留学生や就労者を支援する、外国人相談窓口を設置しております。高く評価しております。相談を多言語で受け付け、必要な支援へ結びつける素晴らしい取組だと思います。目的と業務内容、相談状況を伺います。
○久高友弘 議長 
 比嘉世顕市民文化部長。
◎比嘉世顕 市民文化部長 
 お答えいたします。
 本市では日本人と外国人、誰もが心豊かに安心して暮らせる多文化共生のまちづくりを目指しており、行政・生活情報の多言語化や相談体制の整備を急務としていたところ、去る6月1日から外国人相談窓口を本庁1階で開所しております。
 本市に住民登録をしている外国人は7月末現在で5,444人。上位はネパール国籍が1,571人、中国国籍が1,013人、ベトナム国籍746人となっております。
 業務内容は関係機関へのつなぎや法律、消費者相談などの専門的な相談、地域への交流支援などを行っております。相談窓口には通訳士1名を配置し、英語を中心にコミュニケーションを取りながら、中国語、韓国語、ネパール語などその他の言語についても翻訳機を活用しながら対応しております。
 相談内容はコロナ感染症の影響で生活に困窮した夫婦や留学生などの相談に対し、特別定額給付金の申請支援や社会福祉協議会の生活福祉資金貸付制度への案内、那覇市就職・生活支援パーソナルサポートセンターの紹介のほかにも雇用・労働関係、社会保険・年金、住宅、税金、医療等多様な相談に対応している状況でございます。
 8月末までの相談者数は101人で国籍別ではネパールが32人で42%、中国人が11人で14%、ベトナムと欧米諸国が各9人で12%となっており、そのほかにもインドネシア、台湾、フィリピンなど多国籍に及んでおります。
○久高友弘 議長 
 我如古一郎議員。
◆我如古一郎 議員 
 すばらしい取組だと思っています。今後も感染拡大の波が来るたびに、外国人留学生には同じような問題が発生いたします。本市に住む外国人のうち約3割が留学生ということであります。政府の給付金では、とても足りないという現実もありました。
 アルバイトができず、学費を払えなくて、退学の危機にもさらされています。外国人留学生は、貴重な労働力として今、那覇市の地域社会を支えています。困窮から救うだけではなく、多文化共生を進める施策としても支援制度の拡充が求められています。今後に備えてどうぞ調査研究を進めていただきたいと思います。
 次に、新型コロナウイルスの感染拡大で休館が相次いだのを機に、各地の図書館がサービスを工夫して充実させています。ドライブスルー方式で貸出しを実施するなど、コロナ後の新常態を見据え、利用者の来館や滞在を前提とした機能の見直しが進んでいます。対応と課題を伺います。
○久高友弘 議長 
 山内健教育委員会生涯学習部長。
◎山内健 教育委員会生涯学習部長 
 お答えいたします。
 那覇市立図書館では3密を避ける対策を講じて、貸出しや館内閲覧など入館ができるよう取り組んでいるところでございます。
 しかしながら、最近では8月2日から28日まで臨時休館するなど、感染蔓延期などにおいては不要不急な外出を避けていただき、感染リスクを回避するため休館せざるを得ない状況もございました。
 御質問のドライブスルー方式でございますが、那覇市の図書館においては、館内の図書館システムで貸出、返却処理を行う必要があることや、また施設の構造上やスペースの関係でドライブスルー方式を導入することは困難な状況でございます。
 なお、ドライブスルー方式ではございませんが、入館を制限せざるを得ない時期はカウンターまでの入館としたり、図書館入り口で資料の受け渡しを行ったりし、貸出しサービスを行っております。
 引き続きいろいろ模索しながらではございますが、工夫を凝らしサービスの提供に努めてまいりたいと考えております。
○久高友弘 議長 
 我如古一郎議員。
◆我如古一郎 議員 
 安心して本の貸出しができるようにすることが大事です。書籍消毒機の導入が全国で広がりつつあります。全国の状況と本市での可能性を伺います。
○久高友弘 議長 
 山内健教育委員会生涯学習部長。
◎山内健 教育委員会生涯学習部長 
 お答えいたします。
 取扱業者のホームページで確認したところ、全国では約250館ほど書籍消毒機の導入があるようです。沖縄県内では3館の公立図書館で導入しているとのことでございます。
 那覇市としましても書籍消毒機の導入について、今後調査・研究してまいりたいと考えております。
○久高友弘 議長 
 我如古一郎議員。
◆我如古一郎 議員 
 私は、自称ではありますけど、読書少年でありました。図書館に通い、本によって自分の知らない世界を体験して、自然と宇宙に比べたら、人間の小ささを知り、大きな世界を見ることの面白さも体験をしてまいりました。
 様々な本との出会いは、子供たちの人生に、必ずよい影響を与えるものと思っています。
 コロナ禍で、必要な時期に必要な本に出会う機会を逃してしまう、今の子供たちに特別な対策が必要だと思っています。コロナ禍に対応した図書館行政の充実を要望いたしまして、次に移りたいと思います。
 今回の質問は、2番から5番は国場・仲井真地域の皆さんの声を紹介して、取り上げたいと思います。
 まーいまーいNahaについて。
 (1)待望の那覇市人材育成支援センターまーいまーいNahaが2020年4月に開館し、国場・仲井真地域の皆さんに大変喜ばれております。完成までの市職員の皆さんの努力に感謝いたします。
 ところが、コロナ禍の影響を受けて、休館の状態が長く続いています。この施設の目玉でもある、人材育成機能の構想と準備状況を伺います。
○久高友弘 議長 
 山内健教育委員会生涯学習部長。
◎山内健 教育委員会生涯学習部長 
 お答えいたします。
 本施設の運営に当たっては、沖縄振興・観光振興等に資する人材育成の拠点、人材育成等の取組を通じたコミュニティの活性化、外国人観光客を受け入れる風土の醸成や異文化理解、市民・事業者・行政の協働による事業推進と施設運営の4つの基本方針を掲げております。
 議員御質問の人材育成機能、外国人観光客に対応できる人材育成につきましては、主な事業として語学習得講座、国際相互理解増進に関する講座、独自文化継承・発信関連講座などを実施してまいります。
 今年度は、予定しておりました語学習得講座や外国人との交流イベント等を新型コロナウイルスの影響により、規模縮小または中止しております。
 現在、新型コロナウイルスの影響下において、実施できるオンライン講座の開設に向け、準備を進めているところでございます。
○久高友弘 議長 
 我如古一郎議員。
◆我如古一郎 議員 
 いずれ講座が開設をされれば、多くの講座を受ける方がこの施設に来訪します。
 2019年度包括外部監査人から、人材育成のための講座実施は、市内全域から多数の皆さんが来訪することを予定する建物とは言い難いと駐車台数の少なさと整備の必要性について意見が述べられています。この意見について見解を伺います。
○久高友弘 議長 
 山内健教育委員会生涯学習部長。
◎山内健 教育委員会生涯学習部長 
 お答えいたします。
 本施設には、乗用車用7台、身障者用1台、バイク用12台の駐車スペースがございます。2019年度の包括外部監査における御意見は、施設周辺に民間の駐車場がないということでの御意見でございました。しかし、その後、今年の8月ではございますけれども、施設の隣接地に約100台駐車可能な民間駐車場がオープンしております。
○久高友弘 議長 
 我如古一郎議員。
◆我如古一郎 議員 
 答弁にありましたように、わずか7台分の駐車スペースしかありません。公共施設である公民館・図書館利用者や人材育成支援施設としての講座利用者にとっては、自家用車でしか来られない、そういう方も必ずいらっしゃいます。
 幸いにも近所に大きなコインパーキングができましたが、料金は1時間で200円、一日最大500円のお金がかかります。決して利用する方には、安いとは思いません。負担軽減が必要だと思います。見解を伺います。
○久高友弘 議長 
 山内健教育委員会生涯学習部長。
◎山内健 教育委員会生涯学習部長 
 お答えいたします。
 本市の厳しい財政状況を鑑みますと、議員御提案の駐車場料金の補助につきましては、難しいものがあると考えております。
○久高友弘 議長 
 我如古一郎議員。
◆我如古一郎 議員 
 財政は分かります。今後も地域の皆さんの声はしっかり聴いて、改善をしていただきたいと思います。
 次に、道路行政について伺います。
 農道仲井真2号線は、まーいまーいNahaに通じる唯一の道路です。幅員が狭い道路で、車が2台すれ違うことが厳しい区間もあります。
 モニターを御覧ください。
       (モニター使用)
 まーいまーいNahaの前の道路が、農道仲井真2号線です。モニターありがとうございました。
 現在でも、朝夕には交通量が多くなってしまいます。国道507号線(旧国道329号線)への接続部分は、横断歩道信号機があり、信号待ちの車両が止まっていると、国道からの進入が厳しいほどの狭さであります。
 まーいまーいNahaまでの数十メートルを拡幅・整備することは、渋滞の緩和と、施設を利用する市民の皆さんと児童生徒の安全の向上に寄与するものと考えます。見解を問います。
○久高友弘 議長 
 金城康也都市みらい部長。
◎金城康也 都市みらい部長 
 お答えいたします。
 現在、那覇市内に存在する農道は、かつて農業振興に伴い整備された道路であり、道路法上の道路ではありませんが、生活道路として利用されていることから、里道と同様に本市において維持管理を行っております。
 農道仲井真2号線は、個人有地と里道からなっており、道路拡幅を行うには用地取得が必要なことなど課題がありますが、出入り口付近の拡幅の可能性については、今後調査研究してまいりたいと考えております。
○久高友弘 議長 
 我如古一郎議員。
◆我如古一郎 議員 
 今回、質問に当たって初めて分かりました。大変びっくりしております。農道仲井真2号線は、いまだに里道的な位置づけになっていることであります。公共施設であるまーいまーいNahaに通じる唯一の道路でもあります。隣には仲井真小学校があり、国道329号線につながる間には、介護施設や保育園もあります。
 生活道路・通学路としての観点からも、那覇市道ではない現状は、今後改めるべきだと思います。
 将来的に適正な管理をするためにも、調査し、拡幅計画を進めていただきたいと要望して終わりたいと思います。
 関連して、再質問いたします。
 農道仲井真2号線が接続する地点の国道507号線についている横断用信号機を、押しボタン式からセンサー式併用にすることで、車両が安全に国道に合流できると思われます。対応を伺います。
○久高友弘 議長 
 比嘉世顕市民文化部長。
◎比嘉世顕 市民文化部長 
 お答えいたします。
 信号機の押しボタン式からセンサー式への変更について、所管する那覇警察署に確認したところ、そのような要望があれば、交通量等の現場の状況を確認し、信号機のセンサー式への変更について、沖縄県警察本部への上申を検討するとのことでございました。
 本市といたしましても、歩行者横断歩道信号機の押しボタンを押さないと、国道507号線の自動車用信号機が赤に変わらないため、農道仲井真2号から国道への自動車の進入が難しい時間帯があるかと思われますので、那覇警察署へセンサー式への変更について、要請してまいりたいと考えております。
○久高友弘 議長 
 我如古一郎議員。
◆我如古一郎 議員 
 ぜひ推進をお願いしたいと思います。
 次に、4.国場川の廃川敷について質問します。
 2017年12月議会で取り上げた国場川の廃川敷の件で、進展を問います。モニターを御覧ください。
       (モニター使用)
 国場川こいのぼり祭りが行われている、通称さんかく公園は城間市長も何度も足を運んでいただいているところであります。モニターありがとうございます。
 しかし、正式には市の公園ではないようです。仲井真小校区まちづくり協議会は、このさんかく公園を含めた3か所の廃川敷を、県から譲り受けて、那覇市として整備してほしいと希望しています。対応を伺います。
○久高友弘 議長 
 金城康也都市みらい部長。
◎金城康也 都市みらい部長 
 お答えいたします。
 議員から御提案のありました3か所の河川敷の現場を確認したところ、通称さんかく公園につきましては、国場川への親水護岸を整備する際に、アプローチする階段や花壇、園路などの整備が行われており、地域にも活用されているとのことです。
 次に、通称さんかく公園の市道仲井真3号の道路を隔てた河川敷につきましては、フェンスや園路、サクラなどが植栽され、地域の皆様による清掃活動も行われており、地域で活用されているとのことでございます。
 また、もう1か所の国道507号線を隔てた河川敷につきましては、一定程度、植栽やベンチ等が整備されておりますが、民有地との境界部分について河川敷に越境していると思われる建物や排水が不明瞭な沼地が存在する等、多くの課題があるものと考えております。
 河川敷の廃川手続につきまして、沖縄県へ確認したところ、市町村からの利活用の要望を受けて手続を行うものになるとのことでございました。
 本市としましても県への要望を行う前に、既存で整備された箇所の公園化や越境した建物の存在などの問題解決、また、ファシリティマネジメントの考え方、国庫補助金の活用及び都市計画決定などの条件を整理していく必要があると考えております。
 今後はそれらの条件整理を行い、関係機関と調整しながら公園整備の可能性について検討してまいりたいと考えております。
○久高友弘 議長 
 我如古一郎議員。
◆我如古一郎 議員 
 この3番目の廃川敷の場所です。仲井真278−3番地裏の廃川敷、これは2017年に取り上げました。すごく雑草と木が生い茂って、何とかしてほしいという話を取り上げたものです。現在、仲井真小校区まちづくり協議会は、南部土木事務所からこの場所を借り受けて、仮称・ゆんたく公園と命名して、子どもたちが遊べるように草刈りなどを行い、整備したいと考え頑張っておられます。協議会は、運動広場的な活用を目指していますが、資金がなく、草刈りが精一杯だと聞いています。那覇市が譲り受けて、抜本的な整備をしてほしいとの要望があります。せめてこの場所だけでも優先的に進めてもらいたいとの要望への対応を伺います。
○久高友弘 議長 
 金城康也都市みらい部長。
◎金城康也 都市みらい部長 
 お答えいたします。
 当該河川敷の公園の整備につきましては、様々な課題解決や条件整理が必要となると考えております。そこで関係機関と調整しながら、公園整備の可能性について検討してまいりたいと考えております。
○久高友弘 議長 
 我如古一郎議員。
◆我如古一郎 議員 
 頑張ってください。今回の質問で、3年前より前進した点があります。沖縄県は、廃川手続は市町村からの利活用の要望を受けて手続を行うと明言しています。これは初めて考えを示したものです。本市からの要望があれば、県は検討をするわけですから、調整と検討をぜひ進めていただきたいと思います。
 次に、5.放置車両問題について質問します。
 モニターを御覧ください。
       (モニター使用)
 この放置車両がある場所は、さんかく公園横から入る道路であります。河川管理道路です。モニターありがとうございました。
 仲井真小学校裏の、国場川沿いの河川管理道路には、常に数台の駐車車両があり、2台の放置自動車とともに迷惑な状態となっています。小学校への出入りもできる場所であり、通学路として環境の悪化が課題となっています。駐車の禁止と、放置車両の撤去が要望されています。対応を伺います。
○久高友弘 議長 
 大嶺政信上下水道部長。
◎大嶺政信 上下水道部長 
 お答えいたします。
 国場川沿いの河川管理道路を所管する沖縄県に確認したところ、このような放置車両や駐車車両への対応は、警告シールの貼付け等を行い、所有者において自主撤去や、適切な駐車場所の確保について促している、とのことでございます。
 本市としましては、当該箇所につきましても適切な対応をしていただくよう、沖縄県に要望してまいります。
 また、駐車違反の取締りを所管する那覇警察署へも情報を提供しております。
○久高友弘 議長 
 我如古一郎議員。
◆我如古一郎 議員 
 管轄なども入り組んで、なかなか難しい場所ではありますが、どうぞ県と共同して、放置車両の撤去や違法駐車がなくせるよう、よろしくお願いいたします。
 以上で質問を終わりたいと思います。

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